Vol.445

KOTO

23 MAY 2023

朝活の効果や習慣化させる方法は?朝活におすすめの活動や早起きのコツ

朝の時間帯に運動や読書などを行う「朝活」は、自身のスキルアップにつなげたり、ゆとりのある1日を送れたりする効果が期待できる。一部の有名人やビジネスマンなども朝の時間を活用して有意義な生活を送っているため、ぜひ生活に取り入れてほしい。 しかし、シフト制の仕事の場合や就寝時間が遅い場合など、決まった時間を確保できないために朝活になかなか挑戦できない人もいるだろう。 今回は、朝活で期待できる効果やおすすめの朝活メニュー、無理なく習慣化させる方法などを紹介する。朝活を始めて日々の生活を充実させたいと考えている人は、ぜひ参考にしてほしい。

朝活に期待できる効果とは

朝活で1日のスイッチを入れることで、仕事のパフォーマンスも上がるだろう
まずは、朝活にどのような効果が期待できるのか紹介しよう。

生活リズムが整う

日の出とともに起床し、日が沈むころに休息する。この自然のリズムに合わせて活動することで、生活リズムが整う効果が期待できる。また、睡眠のタイミングやホルモンの分泌などをコントロールしている体内時計が正常に働くため、生活にメリハリが生まれるだろう。

仕事のパフォーマンスが上がる

仕事前の朝活で脳やカラダを活動モードに切り替えることで、仕事のパフォーマンスを上げる効果がある。

朝はそもそも頭がクリアになっていて集中力がアップする時間帯ため、作業効率が上がるといわれている。この朝の時間帯に重要なタスクを済ませるのもおすすめだ。

朝活で脳やカラダを目覚めさせ、午前中の集中できる時間帯に仕事を進めておけば、午後もスッキリとした状態で過ごせるだろう。

髪や肌が若々しくなる

朝活で15〜30分カラダを動かすだけでも、代謝がアップして髪や肌がきれいになる効果が期待できる。また、自分にかけられる時間が増えることで、朝のスキンケアが入念にできるといったメリットもある。

また、朝活で太陽の光を浴びたり、運動したりすると「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンが活性化するのだ。このセロトニンは感情を安定させるホルモンのため、朝活によって活性化することでカラダの内側からもいきいきとするだろう。

朝活に効果的なおすすめメニュー

頭がスッキリとしている朝の時間は、自己研鑽に最適
朝活では運動や読書をはじめ、自身の目的に合わせた活動を行おう。ここでは、朝活におすすめのメニューを紹介する。

運動

ダイエットしたい、肌や髪をきれいにしたいといった場合は、朝の時間帯に運動するのがおすすめ。朝は代謝がアップしやすいため、血の巡りがよくなり美容と健康への効果が期待できる。

ジムに通うなどしなくても、適度にカラダを動かすヨガやストレッチ、散歩でも、体力づくりやリフレッシュにつながり効果的だ。

“朝ランニングのポイントは以下の記事を参考にしてほしい”
Vol.289 朝ランニングがカラダにもたらす効果とは?ライフスタイルに合わせた運動習慣づくり
https://zoomlife.tokyo/koto/289

“スロージョギングは、ランニングやジョギングと比べて足腰の負担が少なくおすすめ”
Vol.361 スロージョギングのやり方や効果は?体力づくり・リフレッシュのための習慣に
https://zoomlife.tokyo/koto/361

読書

思考力や語彙力が身に付くといわれる読書も、朝活におすすめのメニューだ。インターネットが普及している現代社会では、自分で考える機会が減ってきているのが事実。思考力が低下すると想像力もなくなり、仕事のアイデアが乏しくなるため、積極的に読書の時間を設けよう。

仕事

夕方の時間になると、カラダは休息モードになり、作業効率が低下しやすい。そのため、脳がクリアで集中力が向上する朝の時間帯に仕事をすることで、効率的に作業を進められる。朝活としてスケジュール確認や前日に残した仕事の整理などをすると、その後の仕事もはかどるだろう。

掃除

仕事が終わって帰宅したあとに掃除をする時間や体力が残っていないという人は、朝活として毎日こまめに掃除をするのがおすすめ。掃除をすれば気の流れがよくなり、運気も上がる可能性が高まるため、積極的に行いたい。

コミュニティへの参加

最初の一週間は新鮮な気分で朝活に取り組めていても、次第に億劫になることも。仕事が忙しくなったり、連日帰りが遅くなったりすると、睡眠時間を増やすために朝活を挫折する人も少なくない。

そんなときは、オンラインサロンやイベントに参加するのも一案だ。コミュニティサイトでは、朝の時間を有効活用して、読書会や英会話など情報共有できる仲間と出会える。やりたいことを見つけるきっかけづくりになったり、日ごろ出会えないプロフェッショナルな人とのご縁があったりするだろう。

朝活を習慣化させる方法

始めのうちは朝活をしようと試みても、早起きが億劫になったり、目的が分からなくなったりして朝活を続けるモチベーションが保てないという人も少なくない。ここからは朝活を習慣化させる方法を2つ紹介しよう。

具体的な目標設定をする

「朝活をしよう」となんとなく決めていても、目的が明確になっていなければモチベーションも維持できないだろう。そこで、やる気を継続するために重要なのが、目標を決めてフォーカスすることだ。最初から目標のハードルを上げすぎないよう、1ヶ月、3ヶ月、半年といったように長期的な目標を立てることが大切。

小さなことからコツコツ進めると、達成できたときに自信につながり、朝活がより楽しくなるだろう。

徐々に生活リズムを整える

朝活を始めるその日からすぐに30分や1時間早く起きようと思っても、カラダが慣れないうちは起きれなかったり、日中に眠くなったりしてしまうこともあるだろう。

朝活を習慣化させるためには、起きる時間を少しずつ早めていき、カラダを慣れさせるのが大切。徐々に生活リズムも朝方になり、朝活の時間を設けられる。

朝活を無理なく続けるための早起きのコツ

朝起きて一番に太陽の光を浴びることで、生活リズムがリセットされる
早起きが苦手な人のために、朝活が無理なく続く早起きのコツを2つ紹介する。早起きするためには夜の過ごし方にも工夫が必要だ。カラダと脳を休息モードにして眠りにつくことで、朝はスッキリと目覚められるだろう。

寝る前の間食はやめる

寝る前の間食は、睡眠の質を極端に低下させるといわれている。食べたモノを消化するために胃腸が働いて、眠りが浅くなるのだ。そのため、寝る3時間前には食事を控えるようにしよう。

寝るときに枕元にスマホは置かない

寝るときにスマホをタイマーとして使っている場合には、枕元から離した位置にスマホを置くようにしよう。寝る直前に液晶画面から出ているブルーライトを浴びると、脳が「今は昼だ」と勘違いし、入眠できなくなるのだ。

また、スマホを枕元から離しておくことで、アラームを止める際にカラダを起こす状況づくりにもなる。

“睡眠の質を上げる方法は、以下の記事も参考にしてほしい“
Vol.355 深い眠りにつく方法とは。眠りをサポートするモノや不眠につながるNG行動も紹介
https://zoomlife.tokyo/koto/355

朝活を習慣化して、すがすがしい1日のスタートを切ろう

朝活でカラダや脳を動かしたあとの朝食は、いつもより美味しく感じられる
朝活は生活のリズムが整ったり、仕事のパフォーマンスがアップしたりといった効果が期待できる。朝活を始める際に大切なのは、自身の目的を明確にし、習慣化すること。短い時間からでもよいため、ぜひ朝活の時間をつくり、よい1日のスタートを切ってはいかがだろうか。