あるレシピを作ってみたいという気になっても、苦手な調理作業があるとそのモチベーションが下がってしまうことがある。そんな億劫さを払拭し、調理を楽にしてくれる家電の代表がハンドブレンダー。日々使うものだから、機能性とデザイン性に富んだものを選びたい。その願いを叶えてくれるのが、ツヴィリングのスティックブレンダーだ。スタイリッシュなデザインと、1台4役を備えた実力派で、得意料理の幅が広がり、食卓をもっと豊かにしてくれるだろう。
料理をする気が減退してしまう、苦手な調理作業
料理動画を観たり、料理雑誌をめくっているとこのレシピを作ってみたい、と強い欲求が湧くことがある。だが材料を確認し、調理過程を見てみると、途端にその気力がそがれてしまうことも度々だ。
刻む、潰す、泡立てる、撹拌する…どれも料理をする際に欠かせない作業なのだが、面倒そうだなと思った瞬間、「やっぱりもっと楽なレシピにしよう」と諦めてしまう。この工程がなければ楽なのにと、レシピを見ながら誰もが一度は思ったことがあるのではないだろうか。
例えば玉ねぎのみじん切り。玉ねぎを切れば涙が出るものと分かっているが、あの苦痛を思い出すとみじん切りが必要なレシピは作る意欲が激減してしまう。マッシュポテトなど、食材を均等に潰す作業もまた億劫なもので、スープやホイップクリームに必須な撹拌や泡立て作業に至っては、もはや自力ですることは諦めているほどだ。
そんな難しい料理工程をスムーズにし、モチベーションをアップさせてくれるもの、それがハンドブレンダーだ。料理をする際に度々使うものだから、デザインも機能性も納得できるものを選びたい。ツヴィリングのスティックブレンダーは使う度にテンションが上がり、料理をする時間をもっと楽しいものにしてくれるだろう。
機能美を重視したハンドブレンダーなら、ツヴィリングを選びたい
ハンドブレンダーは様々なブランドから多く販売されているが、今回購入に至ったツヴィリングは、1731年に刃物の生産地として知られているドイツのゾーリンゲンで創業という、長い歴史を持っている。クオリティの高いナイフは世界中に愛好者を持ち、今では調理器具やキッチン家電のブランドとしてもその名が浸透している。
以前低温調理器を購入した際に選んだメーカーがツヴィリングだったのだが、今でもその機能性の高さには使う度に感動させられる。そのためハンドブレンダーを探した時も、ツヴィリングであれば間違いないだろうと迷うことなく選ぶことができたのだ。
ツヴィリングの特徴と言えるシンプルで飽きの来ないデザイン、そして優れた性能と使いやすさ。使い始めた瞬間からすぐにその良さが実感でき、これからも長く使い続けたいと思うこと間違いなしのプロダクトだ。
刻む、潰すという苦手な作業を素早く完了
それでは早速ツヴィリングのスティックブレンダーを使ってみよう。まず試してみたのは私が最も苦手とする作業、玉ねぎのみじん切り。ブレードをセットしたチョッパーボウルに、ざっくりとカットした玉ねぎを1/2~1玉分入れてスピードボタンをオン。たったこれだけの手間ですぐにみじん切りが完成だ。
これまで涙を流しながらこなしていた、あの苦労は何だったのか?と問いたくなるほどスピーディーに作業が終了。みじん切りがこんなにもスムーズに行えるのなら、料理前に億劫さ故テンションが下がってしまうことも避けられそうだ。
続いてスティックブレンダーの役割の一つ、「潰す」作業。例えばサイドメニューの定番であるマッシュポテトは、茹で上がったじゃがいもを潰すには時間がかかり、潰しても大きさやなめらかさが均等にならず、つい他のメニューに変えてしまうことが多かった。この潰す作業をスティックブレンダーでこなしてみよう。
これもまた、今までかけていた時間とは全く異なる速さで作業が終了。スムーズに工程をこなせたので、これまでのマッシュポテトからちょっとだけ手をかけたメニューにしてみたい。
冷ましたマッシュポテトに卵をひとつ割り入れ、良く混ぜる。シュレッドチーズ、カットしたディルを入れてざっくりと混ぜ合わせ、塩・胡椒で味を整える。ケーキの型にバターを塗り、その中にマッシュポテトを詰め、トップにパルメザンチーズを振り掛ける。
オーブンで15~20分ほど、こんがりと良い色になったら、パセリを飾って完成。これまでサイドメニューだったマッシュポテトがドリンクタイムに丁度良い前菜へと変化した。
手作業では難しい、泡立・撹拌もお任せ
続いてはブレンダーだからこそ出来るレシピを試してみたい。手作業でするには難しい「撹拌」は、ブレンダーがあることで挑戦できるレシピが一気に広がっていくことだろう。例えば野菜をふんだんに使ったスープは身体が芯から温まり、寒い冬には欠かせないメニューだ。
今回は人参のポタージュをご紹介しよう。薄切りにした玉ねぎを1/2個分、バターで透明になるまで炒め、人参を1本、じゃがいもをひとつ、1㎝幅にカットし炒める。人参とじゃがいもに油が回ったら、水を被るぐらいまで入れて煮る。柔らかくなったら牛乳を少し足し、水分がある状態にしておき、ブレンダーで滑らかになるまで撹拌する。
再び鍋を熱したらチキンブイヨンを入れ、牛乳を足しつつ好みの滑らかさに仕上げ、最後に塩、胡椒で味を整えて完成。人参の甘味とじゃがいものこっくりとした風味を味わえるポタージュを楽しんでみよう。
続いて「泡立て」作業があるレシピ、スフレパンケーキにも挑戦したい。主要な作業、メレンゲ作りは以前手作業でトライしてみたものの、上手く泡が立たずに途中で投げ出してしまった苦い思い出があるのだ。
これは専用泡立て器をブレンダー本体に差し込み、スイッチをオンしたら約5分ほどでしっかりとしたメレンゲが完成。難しそうに見えたスフレパンケーキもあっという間に出来上がった。
他にもホイップクリームや自家製マヨネーズなど、手作業では作るのが難しいレシピも、スティックブレンダーでスピーディーに完成できる。ストレスを感じることなく、新たなレシピにどんどん挑戦してみたい。
調理から完成まで、料理を楽しく行うために
料理をする、それは調理過程から味わうまで、すべてを楽しむこと。だが実際は面倒な作業が調理にあると、それだけでモチベーションは下がってしまう。億劫に感じることは便利な調理家電に任せ、最後まで気持ち良く料理をしたい。
ツヴィリングのスティックブレンダーは1台4役、手作業で行うには難しいものや、工程が面倒な作業を一気に引き受けてくれる。スッキリとした佇まいのスタイリッシュなデザインで、使う度に料理する気分を引き立てる。
これまでは作りたい気持ちよりも面倒さを先に感じてしまったレシピを、気軽に試すことが出来るはず。さあ、今夜の食事は一体何を作ろうか。完成図を想像するだけでわくわくする気持ちが湧いてくる。ツヴィリングのスティックブレンダーとともに、料理する時間をもっと愛おしいものにしてみたい。
ツヴィリング スティックブレンダーセット
CURATION BY
1992年渡英、2011年よりスコットランドで田舎暮らし中。小さな「好き」に囲まれた生活を求めていたら、夏が短く冬が長い、寒い国にたどり着きました。