植物が住まいにあるだけで、水が浸透するように心が潤されていく。グリーンが持つ力は既に多くの人が実感しているが、室内に植物を取り入れることには躊躇する方も多いのではないだろうか。そこでおすすめしたいのが、&Green(アンドグリーン)の観葉植物だ。土の代わりにパフカルというスポンジを使い、手入れも簡単、好みの器で飾ることができる。植物とともに暮らすことがもっと身近になるに違いない。
観葉植物は難しいと思っている人へ
家の中に花を飾ると華やいだ気持ちになれるため、切り花は絶やさないという人もいるだろう。植物があるとそれだけで住まいは瑞々しさにあふれ、ちょっぴり贅沢な気分になれる。
だが同じ植物でも手を出すことに少々ためらいを感じてしまうのが観葉植物だ。それは土を室内に持ち込むことや、日照時間や水やりのタイミングなど、不安が先だってしまうのが理由かもしれない。
そんな時に巡り合ったのが、&Greenの観葉植物。植物が土の代わりにパフカルというスポンジ素材に根付いているので、土に触れる必要もなく水やりもスムーズだ。この観葉植物についてもっと知りたいと思い、サントリーフラワーズ株式会社で&Greenを担当されている尾山 翠さんにお話を伺った。
土を使わず植物を育てる。パフカルのメリット
まず&Greenの観葉植物で気になったのが「パフカル」というスポンジ素材だ。これは植物の生育に必要な水と空気を、パフカル全体に均一に保持することのできる特殊な構造となっている。
「パフカルのメリットは、土を使わないから管理が簡単ということ。好きな器にいれて水を注ぐだけ。水やりは器の水がなくなったら。水やりのタイミングが分かりやすく初心者でも安心です」と尾山さんは語る。
「土のようにバラバラこぼれたり、手が汚れたりしません。さまざまなスペースで楽しめるので、キッチン、ベッドルーム...お好きな場所で気軽に楽しめます。&Greenの基本は植物3つセットとなっています。土がないから同じ器に異なる植物をいれることも、器を入れ替えることも簡単でアレンジ自在です」
これまで植物を育てる際は植木鉢を用意せねばならなかったが、パフカルであれば好きな器を選ぶことができる。ホーローや陶器、ガラスなど素材を選ばず、気分を変えたい時に器を変更することも容易だ。
またディスプレイに関して「3つSetでコンパクトサイズの商品なので、気分で1個ずつグラスで飾ったり、3つまとめて寄せ植えにしてみたり、アレンジ自在なので色々と試していただきたいです。
植物が複数ある場合は、&Greenでラインナップしているさまざまな器やスタンドなどを利用して、高低差を出して1か所にまとめてディスプレイすると素敵にまとまります」と尾山さんからアドバイスを頂いた。
「定期便「&Green life Plan」が7月4日からリリースされましたので、さまざまな植物をディスプレイし楽しんでいただけると嬉しく思います」という尾山さんのアドバイスに沿い、自分の感性を活かしてオリジナルなディスプレイを楽しんでみたい。
&Greenで植物を選ぶ楽しみ
& Greenでは様々な種類の観葉植物があり、どの植物を迎えようかとワクワクしてくるのだが、初めてだと一体どれを選べば良いのか悩むこともあるだろう。尾山さんにその点を伺ってみた。
「最初は詳しく植物のことを知らなくても、気分や直感で選んでいただけるようになっています。例えば診断で選ぶ「Find My Green」Contentsでは、ご自身のライフスタイルや性格で直感的に診断をすすめて、おすすめの植物「パートナーグリーン」を選んでいただけるContentsをご用意しています」
「初心者の方におすすめのSetもご用意しています。部屋に飾るイメージから選ぶ「From Scene」Contentsでは部屋に飾っている画像で選んでいただけるContentsをご用意しています」
「そしてテーマで選ぶ「Original Set」は、植物のかたちや色だけでなく、花言葉やインテリアテイストなどのテーマを設定、そのテーマに沿って3種セレクトしたSetです。
また好きな植物を自由に選べるのが「Custom Set」。植物の育て方は基本的にはどの種類も同じです。自分のお好みの3種Setをつくれる商品となっていますので、こだわりたい方におすすめです」
植物を選ぶ際、人によってキーポイントとなるのは様々なはず。初心者の人、好みにこだわりたい人、ライフスタイルに合わせたい場合など、選び方のチョイスも数多くある&Greenだからこそ、今の自分にぴったりな植物を探すことができるだろう。
&Greenの観葉植物の育て方
ところで植物を購入すると、やはり気になるのがその育て方だ。尾山さんに気を付けるべき点を伺うと、「1番は水やりの方法です。土での育て方との大きな違いとなります。水やりは、パフカルの3分の1程度の水位まで」とのお言葉を頂いた。
ともに暮らす生活のパートナーへ
「植物がそばにあると癒されたり、リラックスできたり、単純に部屋がおしゃれになって気分が上がります。それだけではなく、成長が見られたり、または枯れてしまったり、生きているので生命力を感じられることが、人の心に潤いを与える特別な存在になり得るのだと思います。
植物は生きていて日々変化していきます。その姿にこちらも様々な感情を抱きお世話をしていくというところで、ペットのような存在でもあります」
「Original Setでは花言葉やその姿からテーマを設定した商品になるのですが、例えば「強くなれる花言葉を持つ」セットなら、その植物たちを見たり触れたりするたびに、頑張ろうと思える、背中を押してくれるように感じるかもしれません。ユーザーさまにとって&Greenの植物がそういった存在になるといいなと思っています。」と尾山さんは語る。
「お世話が大変、土を家に入れるのに抵抗がある、自分好みのデザインの植物が見つからないなど、植物を迎え入れるのにちょっと躊躇している方にお試しいただきたいです。お世話が簡単で衛生的、自由にアレンジできる&Greenで植物の楽しさを知ってもらえればと思います」
また&Greenは売上の一部を水環境を守る団体へ寄付をし、その活動を紹介している。他にも多くの方へインタビューをして、想いや暮らし方、植物との関わりなどをContentsとして発信している。
「まずはContentsをのぞいたり、Instagramでイメージを膨らませて、&Greenとのつながりを感じていただけると嬉しく思います」と尾山さん。住まいの中にグリーンが佇む情景を思い描いて、一緒に暮らすことを存分に楽しんでみたい。
暮らしに訪れた小さな変化を楽しんで
&Greenの観葉植物が我が家にやって来てから、日々の暮らしに小さな変化が訪れた。朝目覚めたら、まずは植物たちの様子をチェック。帰宅後も植物たちが生き生きとしている様子を見れば、家に帰って来たのだと実感でき、思わず「ただいま」という声が出る。
休日に予定がない日はどこへも出かけず、家でのんびりと過ごそうか。お気に入りの音楽を聞き、ずっと楽しみにしていた本のページを開き、優しい佇まいで潤いを与えてくれる植物たちと一緒に過ごす時間を楽しみながら。
&Green Original Set Connie
CURATION BY
1992年渡英、2011年よりスコットランドで田舎暮らし中。小さな「好き」に囲まれた生活を求めていたら、夏が短く冬が長い、寒い国にたどり着きました。