Vol.357

MONO

19 JUL 2022

炭酸水は自宅で作る。aarke カーボネーターで、地球に優しく、住まいを美しく。

1杯の炭酸水がもたらすものは、爽やかな喉越しと身体全体が目覚めるような爽快感。今や炭酸水は世界中で暮らしに欠かせない飲み物のひとつとなった。だが気になるのは、炭酸水の容器として多用されているペットボトルの行く末だ。世界中で毎分100万本販売されているペットボトルの多くが海や川に廃棄され、重大な環境問題となっている。プラスティック軽減を目指して北欧発の炭酸水マシン、aarkeカーボネータ―Ⅲで炭酸水を自宅で作り、地球に優しい暮らしを始めてみたい

炭酸水の人気の高まり

泡立つ飲み物、それらは飲む度に、眺める度に心を浮き立たせてくれる。真夏の夕暮れ時に手にする、存分に冷やされた黄金色に輝くビール、特別な機会にポンと小気味良い音を立てて栓を抜き、繊細なグラスに注がれたシャンパン。

だがアルコールは仕事終わりや休日に嗜むものだし、炭酸のノンアルコール飲料はソーダやサイダー等、数多くの選択肢があるが、大人になると人工的な甘味をそれほど欲しなくなってくる。加えられた糖分量や舌に残る不自然な甘味が気になり、だがフラットな水のままでは味気ない。

今世界中でその人気を高めているのが、炭酸水だ。ヨーロッパでは18世紀に炭酸水がイギリスで誕生して以来、水と言えば炭酸入りか無しかの2択であったが、アメリカ、そして日本でも近年炭酸水の生産量は増加を続けている。全国清涼飲料連合の調べによると、日本の生産量は2006年には2万9,000キロリットル、2020年には31万5,700キロリットルと10倍以上に増えている。これは人工的な甘味や、不自然な糖分を必要としなくなった人々が、あるいはその問題点について考慮する人々が増えてきたからかもしれない。

炭酸水を飲むだけで、体内や心までも浄化してくれるような気分になれる
炭酸水は英語でSparkling Water、きらめく水、輝く水という意味だが、グラスの中で泡が弾け、喉元を通り過ぎる時に感じる爽快感は、正にきらめく水そのものと言えるだろう。

プラスティックボトルの行方

手軽に購入できる炭酸水だが、気になるのが飲み終えた後のペットボトルの行く末だ。現代では毎分、100万本のペットボトルが世界中で販売されているという。PETボトルリサイクル推進協議会によれば、2020年度の日本のペットボトルのリサイクル率は88.5%。しかし世界全体ではリサイクルされるのはわずか9%で、残りは最終的に海や埋め立て地に捨てられている。

プラスティックは海の波や紫外線の影響で粉々になっても自然分解には至らず、ペットボトルは約400年もの間消えないまま残り続けるという。海洋におけるペットボトルを含むプラスティックのごみの量は増え続けており、2050年には魚よりもごみの量の方が多くなると言われている。このままではやがて地球から美しい海は消えて行くに違いない。

世界中で今多くの人が、プラスティック軽減を目指している。ではペットボトルを減らすにはどうすれば良いのだろうか?その問いは、使用する量を減らせばいいという、シンプルな答えに行き着くのではないだろうか。例えば日常的に飲む炭酸水を自宅で作れば、ペットボトルの量はぐっと減るに違いない。

これからは生活の便利さよりも、地球の未来に貢献出来ることを考慮して
そんな思いを反映してか、自宅で炭酸水を作れる炭酸水メーカーは今、数多くのブランドから発売されている。だが住まいに置くものこそ美しいフォルムのものを、そして長く使える飽きの来ないシンプルなデザインを選びたい。

北欧発のブランド、aarkeの炭酸水メーカーは観る者すべてを魅了する、スタイリッシュな佇まいが特徴だ。そして1本のaarkeウォーターボトルで、数千本の使い捨てペットボトルを置き換えることができるという。環境に優しく、住まいを美しく。aarkeのカーボネーターⅢは消費者にとって重要な、ふたつの願いを同時に叶えてくれるだろう。

日常的に使うからこそ、上質なデザインのものを選びたい

いつまでも使い続けられるプロダクトを

aarkeは2013年、スウェーデンはストックホルムで、工業デザイナーであり、デザインエージェンシーとしても長い経験を持つ、Jonas GrothとCarl Ljunghが設立したプロダクトデザインカンパニーだ。

aarkeの最初の製品である炭酸水マシンは2016年の発表後すぐに高い評価を得て、世界的成功を収めている。スマートでスタイリッシュなシルエット、そして飽きの来ないデザインは、彼らのポリシーである生涯を通して使えるプロダクトを、という理想が込められている。

aarke カーボネーターⅢは本体のフォルムや専用のウォーターボトル、そして炭酸水が作られる姿までもが美しい
シャープな印象をかもし出すスティールシルバー以外のカラーリングでは、メンズライクなマットブラック、味わい深いコッパー(銅色)、華やかなブラスゴールドなど、7色が展開中だ。豊富なバリエーションから好みに合ったカラーがきっと見つかるに違いない。

aarke カーボネーターⅢの使い方

aarkeの使い方だが、まず必要となるのがソーダストリームの410g / 60Lのスタンダードタイプのガスシリンダー。使用出来るものはこちらのみなので覚えておこう。

1. ドリップトレイを外したカーボネーターⅢの本体を横に倒し、ガスシリンダーを底側から入れて奥まで差し込み、回しながらしっかりと締める

2. aarke 専用のウォーターボトルに、『FILL WATER TO HERE』と書かれたラインまで水を入れる

3. 水を入れたウォーターボトルの蓋を外し、本体のノズル部分にボトルを差し込む。ボトルがしっかりと固定するまで、反時計回りに回す

4. バーをゆっくりと下げ、ビーッという音が聞こえたらレバーを戻す。炭酸水が完成したらボトルを時計回りに回して外し、蓋を閉める
aarke カーボネーターⅢはレバーを押す回数によって、炭酸に強弱がつけられる。押す回数が1回なら弱炭酸、2回で普通の炭酸、3回で強炭酸となる。色々試して、好みに合った炭酸水を作ってみたい。

爽快感にあふれる炭酸水が、毎日自宅で楽しめる
炭酸水は飲むだけでなく、料理にも使えるのをご存じだろうか。おすすめはフリッターや天ぷら、そしてイギリスを代表する料理、フィッシュアンドチップスの衣に利用する方法だ。小麦粉に混ぜると炭酸水に含まれている二酸化炭素が蒸発し、水分が一緒に抜けるためふっくらとした食感が味わえるのだ。

通常はビールを使用するフィッシュアンドチップスの衣。ビールの代わりに炭酸水を加えると、サクサクの食感が楽しめる
他にもご飯を炊く際に利用したり、オムレツなど卵料理をふっくらさせたり、出汁をとるのにも使えるという。ドリンクに、料理にと自分好みの炭酸水の楽しみ方を見つけてみたい。

自身の住まいと、地球の未来。ふたつの理想を思い描いて

ここ数年で世界的に人気が高まった炭酸水。水では物足りなく、甘い炭酸飲料がくどく感じていた人の中には、スッキリとした飲み心地と爽快感が癖になったという方も多いだろう。

環境に優しい暮らしを送るために、美しい住まいを作るために
今までは何気なく使用していたペットボトルだが、これからは廃棄した後の行方も考えなくてはならない時代。aarkeのカーボネーターⅢは、これから理想とする地球のために役立ってくれるはずだ。美しいデザインで住まいを彩るプロダクトとともに、環境のための小さな一歩を踏み出してみたい。

aarke カーボネーターⅢ