Vol.111

MONO

10 MAR 2020

いつでも、どこでも、潤い補給。「充電式ポータブル加湿器short」

季節の変わり目は、風邪や花粉症対策も含め、体調を管理するための生活環境づくりが欠かせない時期である。なかでも、特に気をつけたいのは乾燥だ。季節にかかわらず、乾燥している場所は意外と多い。そこで「いつでもどこでも使える加湿器はないだろうか?」と探していたところ、PRISMATE(プリズメイト)の「充電式ポータブル加湿器short」に出会った。

移動中、仕事場、滞在先…どこへ行っても感じる“乾燥”

空調が効いた室内は、季節を問わず乾燥しがち。最適な湿度で過ごしたいものだ
昔から旅行好きだった筆者だが、ここ数年は仕事でも各地へ出かけることが多くなった。長距離移動の際は、鉄道だけでなく、航空や高速バスを利用することも多い。宿泊先はホテルやホステル、仕事はカフェやコワーキングスペースなどで。どこも室温が快適に保たれているが故に、乾燥しやすい環境にいる時間が長い。あまりにも乾燥している場所に居たからか、肌や髪の乾燥を感じるだけでなく、鼻の粘膜が乾燥し、ドライノーズの状態がつづき、ついにはひどい鼻炎を患ってしまった。

私たちが健康的に、快適に暮らすために、最適な湿度はどのくらいなのだろうか?

調べると、室内で最適だとされる湿度は、40〜60%程度だそうだ。最適な湿度を保つ事で、空気中に浮遊している花粉は水分を含み落ちやすくなり、ウイルスの活動も抑えられる。一方で、湿度が40%以下になり乾燥すると、花粉が舞いやすくなり、ウイルスも活性化する。さらに私たちの喉や鼻の粘膜も乾燥しやすくなってしまい、花粉やウイルスの影響を受けやすくなる。

このように、私たちの体内に花粉やウイルスが侵入することを防ぐためにも、空気の湿度はなんとしてでも上げたいものだ。

シンプル&コンパクトに使える。「充電式ポータブル加湿器short」

PRISMATE「充電式ポータブル加湿器short」ホワイト
通常使用している家庭用加湿器は、部屋全体を潤すために相応の大きさや機能が必要で、持ち運び用には作られていない。家で過ごす場合にはそれを使用すれば問題ないが、色々な場所へ赴く事が多い今、必要なのは、いつでもどこでも潤す事ができる、持ち運びがしやすい加湿器である。

小型かつ軽量で、使い方はシンプル、そして持ち運びしても邪魔にならず、見た目にも気分を良くしてくれるデザインだとなお良い。そこで見つけたのが、PRISMATEの「充電式ポータブル加湿器short」だ。

「充電式ポータブル加湿器short」は、モバイルバッテリーやパソコンからも充電できる、USB充電式の加湿器だ。コンパクトサイズで165gと軽量なので、どこにでも持ち運べて使えるスマートさが人気を集めている。仕事をするオフィスやコワーキングスペースのデスク、出張や旅行では移動中や宿泊先など、どこにいてもパーソナルな空間を潤し、快適に過ごす事ができる。

持ち運びの際もカバンの中で誤操作が起こらないように設計されている
つくりはシンプルだが、蓋の内側にはシリコンのパッキンが付いているためしっかりと密閉され、水がこぼれにくい気の利いた仕様となっている。これならパソコンの近くで使用しているときに、うっかり倒してしまっても安心だ。

使い方はシンプルで、水を入れてボタンをすばやく2度タッチするだけ。電源がつくと、充電口が白く光り、超音波式なのですぐに吹き出し口から水蒸気が出始める。そしてスイッチを切りたい時は、1度タッチ。簡単操作ですぐに加湿が始まる手軽さが魅力的だ。バッテリーをフル充電して使える時間は、約2〜3時間。もちろん、充電しながら使うこともできるため、長時間の利用も可能である。

どこにいても潤いのある快適な空間に

出張先のビジネスホテルで。部屋全体を潤すことは難しいが、デスクワークをする際にそばに置いておけば、鼻や喉の乾燥が和らぐ
「充電式ポータブル加湿器short」を購入後、3泊4日の出張で実際に使用してみた。主に使用したのは、乾燥が気になるビジネスホテルの室内だ。

まず何よりも気に入ったのが、大きさと形状。縦横のサイズがスマートフォンとほとんど同じ大きさで、片手でも持ち運びしやすい上に、カバンにもスポッと入るので邪魔になりにくい。ABSという耐衝撃性に優れ硬度のある樹脂を使用しているため、移動時の衝撃などを心配することなく安心して使うことができる。

そしてシンプルで美しいデザインは、どんなシーンで使ってもその場に馴染んでくれる。オフィスや外出先のワークスペース、移動用の車内に置くのはもちろん、自宅のソファーのサイドボード、ベッドの脇に置いて、日常用として使うのも良いだろう。

就寝前は枕元にセットして、乾燥を防ごう
就寝時も枕元のちょっとしたスペースに置けば、寝ている間も鼻や喉の粘膜の乾燥を和らげる事ができる。3時間で自動的にスイッチが切れる「オートオフ機能」がついているので、うっかり眠りについてしまって、スイッチを切り忘れても安心だ。

特に花粉症の症状がひどい人の場合は、寝る前に鼻づまりなどの症状が出てなかなか寝付けないという方も多いことだろう。眠りが浅くなると、免疫力が低下するという悪循環が起こりがちだ。薬などで花粉症の症状を和らげながら、加湿にも気を使う事で、その悪循環を防ぎたいものである。

生き方、働き方が多様化する昨今。リモートワークの実施によって、環境を変えて仕事に励む方も多いだろう。まずは自分の健康を見直し、免疫力の向上に努めたいものだ。いつでもどこでも、乾燥知らずで、潤いのある日常を過ごそう。

充電式ポータブル加湿器short

品番 / PR-HF027
サイズ / 67×38×139mm
重さ / 165g
充電時間 / 2時間
使用時間 /バッテリーフル充電で、約2〜3時間の使用が可能

2,400円(税別)

公式サイト:https://www.b-grow.com/product/pr-hf027/