Vol.13

KOTO

20 MAR 2019

部屋に合う家具を選ぶには? IDÉEに聞くインテリアコーデのコツ

上質な暮らしを楽しむために部屋選びにこだわるのなら、インテリアアイテムも同じくらいこだわって選びたい。しかしいざインテリアショップへ足を運んでも、どのようにアイテムをコーディネートすればいいのかわからず途方にくれることもあるだろう。そこで訪れたのが、「生活の探求、美意識のある暮らし」がテーマのインテリアショップ、 イデーショップ 自由が丘店だ。ファンクショナルなインテリアコーディネートサービス「3Dシミュレーション」を体験しながら、自分らしく部屋を整えるための大切なポイントを伺った。

生活を探求する。 “理念”を持ったIDÉEのインテリアアイテム

有名インテリアショップが立ち並ぶ自由が丘の街で、ひときわ洗練されたアイテムが取りそろうIDÉE。「そのものの存在に意味がある、美しいものを作っていきたい」という理念のもとにスタートした日本発のインテリアブランドだ。
オリジナルのデザイン家具をはじめ、訪れるたびに「これ、いいな」と心に響くような、雑貨やインテリアテキスタイル、アートや植物など、ライフスタイル全般のアイテムも豊富に取りそろう。
店内に様々なテイストのアイテムがあるにも関わらず、IDÉEらしいトーンにまとまっているのは、ひとえに「理念(= IDÉE)」があるからこそ。ひとつのアイテムをセレクトするにしても、作られた背景や製作方法などをしっかり吟味する。その積み重ねがIDÉEらしさにつながっているという。

ライフスタイルに合わせて選べるオリジナル家具

シンプルでありながら、細部にデザイナーのこだわりを感じるIDÉEのオリジナル家具。インハウスデザイナーによる家具はもちろん、国内外の若手デザイナーを起用した家具シリーズがあるのも特徴のひとつだ。
このような若手らしい新鮮さがある一方で、建築家として活躍しているベテランデザイナーも起用。こだわりを持ったデザイナーたちとの関わり合いの中で、「物としての美しさ」を表現することにこだわり続けている。
さらにサイズ展開も豊富で、様々なライフスタイルに合わせて選ぶことも可能。ファミリー層だけでなく、コンパクトな部屋に住む単身層の部屋にもフィットさせられる。
例えばソファの場合は部屋のテイストに合わせてテキスタイルを自由に変更でき、椅子の場合は、張り地や脚の色もカスタマイズできる。
IDÉEのインテリアアイテムは、様々なライフスタイルを持つ人びとの暮らしを、心地よくしてくれるのだ。

新生活に向けて家具を一新 IDÉEのファンクショナルなインテリアサービス

家具は長く使うものだからこそ、自分の部屋に合うかしっかりと見極めて選びたいもの。そこで注目したいのが、「3Dシミュレーションサービス」。IDÉEのコーディネートスタッフが、ひとりひとりのライフスタイルにあわせたインテリアプランを提案してくれるため、家具選びに悩んでなかなか決められない方こそ利用したいサービスだ。※「3Dシミュレーションサービス」は事前に予約し、要望を伝えるとスムーズです。
まずは都内にあるデザインマンション(ZOOM)の間取りを元に、3Dに書き起こしてもらう。「部屋に帰ったら、読書や映画鑑賞をしてゆっくり過ごしたい」と理想のライフスタイルの要望を伝えたところ、2つのコーディネート案を提案してもらった。

1つめは、窓際をベッドスペースにし、入り口側をダイニングとリビングスペースにしたコーディネート案。落ち着いた色を使いながらも、2人用のコンパクトなソファを置くことで、部屋に圧迫感を感じさせない。

また、空間に抑揚をつけるために、部屋の隅にスタンドライトや観葉植物を置いたり、壁にアートを飾るのも効果的だそうだ。

2つめは、窓際に広めのリビングスペースを取り、手前にベッドスペースを置いたコーディネート案。ダイニングチェアの張り地にビビッドな色を取り入れることで、明るい印象の部屋に仕上がっている。

幅が広めのソファーを使っているが、置き方やテキスタイルの選び方で広々とした空間に感じられることがわかる。

モニター上で実際の間取りに家具を置き、リアルにインテリアコーディネートを考えられるのが「3Dシミュレーションサービス」のメリット。色や形を変えて部屋の印象の変化を見ることができる。
楽しくていつまでも試していたい。そして迷う...。
そんな部屋づくりに迷いがちな方にオススメの方法が、まず一番お気に入りの家具をひとつ決めること。例えばお気に入りのソファを見つけたら、このソファにあう他の家具やインテリアアイテムはなんだろう?と考えていくことで、インテリアアイテムを選びやすくなるそうだ。

テキスタイルで変化をつけよう

家具は長年使うもの。デザイン性もありながら、ベーシックでシンプルな使いやすいアイテムを選ぶことが多いだろう。部屋の中がどの季節も同じ風景だと、落ち着くはずの部屋がどこか新鮮味のない、居心地の悪い空間になってしまう。
そんな時は季節にあったテキスタイルアイテムをインテリアに取り入れるのが効果的だ。

Stylist : Fumiko Sakuhara Photo : Akiko Baba
例えばこれから暖かくなる季節に向けて、春はベッドにやさしい色味のキルト素材の布を取り入れてみたり、

Stylist : Fumiko Sakuhara Photo : Akiko Baba
夏は透け感のあるカーテンを取り入れてみたりするのもいいだろう。
IDÉEでは季節をテーマにインテリアアイテムをセレクト。1〜1ヶ月半程度のペースでスタッフ自身がフィーチャーする作家を紹介する企画展も開催されているため、部屋を彩るテキスタイルだけでなく、アートや器などに出会うこともできる。

これから新生活を迎え、家具を新調する方も、すでに完成した部屋に新鮮さを感じたい方も、IDÉEに行けば「心に響くいいもの」との出会いがあるはずだ。

IDÉE SHOP Jiyugaoka

住所:東京都目黒区自由が丘2-16-29
営業時間:11:30~20:00、11:00~20:00(土日祝)
TEL:03-5701-7555
FAX:03-5701-0886
公式サイト:https://www.idee.co.jp/

3Dシミュレーションサービス