ブランドの哲学について
ーーブランドの哲学について教えてください
”Being Prepared Makes life better 「備えがあれば人生はもっとよくなる」”
”「備える」ことで日常の問題を解決してくれる製品であることをモットーとし、「小さな工具箱」として世界中から親しまれているマルチツールをはじめ、ビジネス&トラベルギア、ウォッチ、カトラリーなどを展開しています。
141年の歴史が培ったクラフトマンシップ、モノづくりへのこだわり、高品質。ビクトリノックスのプロダクトは、すべてが機能ありきで華美にならないミニマルなデザインです。”
アウトドアから日常、ビジネスシーン、また料理のプロから家庭のキッチンに至るまで、あらゆる場面で頼れる存在であること。
それこそが、ビクトリノックスが141年にわたり世界中で支持され続けている理由であるのだ。
キッチンツールとしての魅力
意識して揃えたわけではないのに、数えてみれば自然と手元に集まっていて、どれもこれもが日々の仕事に欠かせない道具となっていた。
どれもが“手の一部”として機能し、何種類もある物の中から、気が付けばいつもビクトリノックスのナイフに手が伸びている。
ーープロの料理人やパティシエからも信頼されているビクトリノックスのナイフ。その魅力とはどこにあるとお考えですか?
”ビクトリノックスのキッチンナイフおよびキッチンツールは、ほとんどの製品をスイス本社工場で一貫生産しています。原材料の選定から製品化までを自社で完結することで、高い品質管理を実現しています。これらの製品は、130以上の国や地域で販売されており、世界中のプロフェッショナルから高い信頼を得ています。”
調理や製菓に携わる者として、刃物とは「たくさん使って、丁寧にメンテナンスすること」が当たり前だった。要は、しっかり使い込み、きちんと研ぐこと。
その常識を覆すのがパーリングナイフだ。
もしもの時に備える道具として
私はパティシエでありながら母親でもあり、厨房でナイフを握っているときも、子どもと過ごす休日も、頭のどこかで「もしも」の場面を想像している。
地震、停電、断水ーー自分ひとりならなんとかなるかもしれないが、子どもを守らねばと思ったとき、頼れるものが手元にあるかどうかで心の余裕は大きく変わる。
料理人として道具の性能には敏感だけれど、それ以上に「手にしてすぐ使える」「いざというときに迷わない」ことの大切さを、母親になってから強く実感している。
停電時に役立つLEDライトをはじめ防災に特化した機能が搭載され、緊急時に居場所を知らせるホイッスルも付属。火口(ほくち)とファイヤースティックが内蔵されているので、電気やガスがない状態でも簡単に火を起こし、暖の確保や調理ができるようになっている。
使わずに済むのが一番。でも、いざというときに自分を、そして子どもを守れる手ごたえが、この小さな道具にはちゃんとある。
これひとつだけあればいい。その安心感と信頼感は、エマージェンシーツールならではである。
不安を和らげるのは、手の中の小さな安心
日々起こる災害をニュースで見るたびに心がざわつくのは、家族の顔がすぐに浮かぶからだろう。母になってからは特に、守るべき存在がいるということが、日々の備えへの意識につながっている。
備えることは、不安を完全に消すことではない。でも、「これがあれば何とかなるかもしれない」と思えるだけで、心のどこかに安心という余白が生まれる。たとえ災害が起きなくても、備えているという事実そのものが、自分を少しだけ落ち着かせてくれるのだ。
「使うために持つ」のではなく、「持っていることに意味がある」。そんな視点が、今の時代には必要なのかもしれない。
技術と暮らしを支える存在として
それは家庭でも同じで、母として、もしもの場面に備える道具にも、やはり“本物”を選びたくなる。
ビクトリノックスのツールは、現場の緊張感にも、日常の小さな不安にも、静かに寄り添ってくれる。手の中にある安心。それは、職人としての感覚と、親としての想い、そのどちらにも応えてくれる存在だ。
ビクトリノックス
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