Vol.90

FUNCTIONAL

20 DEC 2019

体内の菌と向き合うKINSで手に入れる、ベストコンディション

体の調子が良いというだけで、その日は幸せな気持ちで暮らせたりするものだ。すっきり目覚めた朝は気持ちが良いし、頭が冴えている日は人との会話も楽しい。エネルギーがあれば一日中活発に動ける。体と心は繋がっているのだと、身をもって実感する。
しかし体の不調は気付かぬうちに蓄積されているもので、「寝ても疲れが取れない」「気分が落ち込む」「肌荒れする」などの悩みを抱えている人も多いだろう。快活な暮らしは、忙しい毎日を生きる私たちの手が届かない理想なのだろうか。

2019年10月にリリースされた「KINS(キンズ)」なら、そんな体の違和感を解決に導いてくれるかもしれない。KINSは、体内にいる菌をコントロールすることで体調管理をサポートするサービスだ。

菌と上手に付き合い暮らしの質を引き上げるためのヒントを探る。

菌の状態を数値化し、正しいケアへ導く

繁華街や交通機関は深夜まで営業。常時オンラインのスマホやPCは絶え間なく私たちを誰かと結びつけている。現代の便利なインフラに囲われているがゆえに、食生活や睡眠リズムを乱してしまいがちで、よほど気をつけていない限り正しい生活習慣を維持できない。

その結果低下しうる機能のひとつが、菌の働きだ。菌は、私たちが日々摂取している食べ物の質や生活習慣が悪化することによって減少する。あまり知られていないが、菌は人の体に必要な物質の生成やホルモンの分泌に関与している。そのため菌が減ると、消化器官の機能低下や体臭・口臭のほか、ストレスや睡眠の乱れをも引き起こしてしまう。

日々の生活を通して心身に溜め込んだ負債は、体本来の正常な機能を鈍らせ、日々の小さな不調となって表面に現れているのだ。

低下した菌の働きは、サプリメントや食生活により改善することが可能で、継続すれば薬に頼らずに体調を整えられるようになる。

開封時の高揚感を煽る、高級感のある化粧箱
KINSとは、毎月自宅に届くサプリメントとチャットアプリケーションのLINEを併用して、ユーザー自身の体内にいる菌のコントロールをサポートするというサービスだ。

初回に届くKINS BOXの中には2つのアイテム「KINS SKIN TEST」と「KINS SUPPLEMENTS」が封入されている。

清潔な手でシールを取り、1分間頬に貼り付ける
KINS SKIN TESTは、シール使って肌の常在菌を採取し、状態を数値化するもの。KINSが所有する1000人以上の検査データを元に、自分の体に住む菌の数とタイプを客観的に評価できるのだ。

肌表面の菌がもっとも活発化するタイミングが睡眠中であることから、シールを使うのは朝。菌を採集したシールは専用封筒に入れてラボに返送する。

採集した菌は3〜5週間かけて解析。テストは6ヶ月に一度実施される。
検査結果が記されたカルテはLINEのトークで送られる。この検査によって、肌にいる菌のほか、腸や口腔内にいる菌の状態も把握できるそうだ。

サプリメントは毎日欠かさず飲み続けることで効果を実感できる
腸は、人にとって重要なホルモンを作り出している器官でもある。幸せを感じさせるホルモンとして知られているセロトニンや、睡眠を司るホルモンのメラトニン、精神の安定に影響するホルモンのGABAなどの分泌を活発にできれば、鬱々とした気分を払拭することができるのだそう。

これらの効能をもつ乳酸菌をすべて閉じ込めたのが、KINS SUPPLEMENTS。さまざまな不調に有効な乳酸菌が20種類含まれており、朝晩に1粒ずつ服用する。

チャットでの相談や、お役立ち情報、イベント情報が配信されるKINS CONCIERGE
KINS CONCIERGEはLINEを使った相談サービスだ。カルテと問診結果を元にしたアドバイスが受けられる。
KINS代表である下川穣氏の「気軽に相談できる若いドクターとして頼ってほしい」という想いから、相談回数は無制限。

チャットの向こう側にいるのは、AIでも自動シナリオでもない、専門知識を持ったコンシェルジュで、リリースから2ヶ月の現時点ではすべて人力で対応している。

相談内容は日々の過ごし方や食事の内容について。「ストレスに効く夕食メニューを教えて欲しい」など具体的な相談はもちろん、「◯◯は食べてはいけないって本当?」など、ユーザーのちょっとした疑問にも答えてくれる。

菌をケアする習慣を普及させる

KINSには、サプリメントの通販を超えた意義がある。見飽きた通販サイトとは違う魅力を感じたポイントは、サービスの中の人による伴走支援があること。
このプロダクトが提供するのは、乳酸菌を服用することで得られる直接の効果だけではなく、菌をケアするという習慣。継続して習慣を植え付けていくというミッションがあるからこそ、サブスクリプションにする意味があると感じる。ユーザーの菌に対する意識は、コンシェルジュの支援によって変えられていくのだ。

下川氏は「体内の菌をケアすることが当たり前な世界を実現させたい」と語る。

「クリニックで働いていた頃に読んだ論文の中には、菌の底知れない力についての記述が多くありました。肌や腸のみならず、口、頭皮、膣などあらゆる場所の健康状態を菌が司っていると。人々が菌についてより正しい情報を持ち、自ら菌のケアを実践していくことが大切なのです」

毎日の生活にそっと寄り添うKINS
とはいえ、健康にまつわる情報が溢れるなか、自力で自分にあった手段を選ぶことは難しい。

薬局ではさまざまな健康食品や衛生用品が売られていて、印象のいいものを選んでしまいがちだ。何が自分にとって必要で、何をしてはいけないのかという判断軸を持たない私たちは、店頭にある製品を片っ端から試していくしかない。それは非効率であり、健康から遠ざかってしまう可能性すらある。実際、乾燥肌を守るために使い続けていたスキンケア用品に、必要な菌を殺してしまう成分が入っていたという事例もあるそうだ。化粧品売り場では肌のタイプ診断が無料で受けられるし、「乾燥肌向け」「脂性肌向け」など、品揃えも豊富だが、きっとそういう粒度の問題ではないのだろう。

KINS SKIN TESTはユーザーひとりひとりの状態を正確に、継続的に把握することを重視している。菌の採集方法に、シールタイプが選ばれた理由はそこにある。

「肌の常在菌を検査する方法で一般的に用いられているのは、綿棒を使って皮膚の菌を絡め取る方法です。しかしそれでは、綿棒を使う人のさじ加減によって、採集できる菌の数に差が出てしまう。菌の増減を明らかにするためには、同じ面積を対象に検査していく必要があります」

植物の根っこには様々な菌があり、さまざまな作用がある
下川氏自身も4年前に菌の能力を知り、ライフスタイルを一新させてきた経緯を持つ。「もともとはヘルペスや下痢を発症しやすい体質でした。甘いものをたくさん食べたり、食事を抜いたりと、不規則な生活をしていたせいか、到底健康とはいえませんでしたね」

現在の食事はといえば、朝食は玄米、味噌汁、ぬか漬け、焼き魚、発酵食品、ネバネバ野菜を欠かさず食べるという。昼食や夕食も、小麦の少ない食品を選ぶなど配慮を尽くしている。

家族と過ごす休日は自然の多い公園に出かけ、空気中に浮遊する菌と触れ合うことを習慣にしているそう。特に根菜や植物の根っこについた“根圏”と呼ばれる土の層には、とても多様な菌が生息していて、腸内環境によく似ているのだそう。

腸内フローラ、口腔内フローラを専門にドクターとして診療も手がける下川氏がここまで徹底して菌をケアしているとなると説得力が湧いてくる。

「菌の知識を得てライフスタイルを変えると、心も体も変わっていきました。高いモチベーションと冴えた感覚を常に保つことができている気がします。すごく気持ちいいですよ」

KINSが私たちに教えてくれる暮らしのヒント

インテリアにも馴染む、洗練されたKINSのロゴデザイン
KINSの会員は現在130名を超え、リリースから2ヶ月で体調の改善事例が生み出されている。あるユーザーは、寝ても疲れが取れない、日々仕事や家事をしていてもだるい、という悩みを抱えていた。サプリメントの摂取と食事の改善により、わずか2ヶ月間で日常の鬱っぽさが晴れていったという。

過去に下川氏が勤めていたクリニックでも、菌を使った治療によって多くの患者が救われてきた。アトピー性皮膚炎や、過敏性腸症候群、花粉症など、対処療法的な治療では治しづらい症例が完治していったのだそう。このような好例を生み出し続けるためにも、菌の可能性を多くの人に伝えていきたいと話す。

「KINSの運営チームは、ユーザーのライフエクスペリエンスを良くしたいという想いを持っています。人が幸せを感じるためには、朝から晩までの体験価値の総和を高めていくことが必要だと思うんです。いまは顔の肌にフォーカスしたサービスのような見せ方をしていますが、一日のライフスタイルをトータルで導くサービスを提供するつもりです」

健康な体づくりをサポートすることは、人の生きがいや幸せに影響を与えるのかもしれない。
振り返れば私は、生まれた瞬間から今まで医療に生かされてきた。衛生管理の行き届いた病院で出生し、さまざまな予防接種を受け、体調を崩したらすぐに薬をもらうことができる、素晴らしい環境で命を守られてきたのだと。
しかし、健康を守るための選択肢はもっと豊富にあってもいいのではないだろうか。健康保険の適用範囲がごく限られた医療にフォーカスされていることを考えても、私たちはまだ自由な選択ができずにいるのではないか。

KINSはテクノロジーを利用して菌の様子をのぞきこみ、活発に働いてもらうための手助けをする試みだ。人が本来備えた力を利用して、体の内側から体調管理をするというアイデアは、自然の摂理にかなっていると感じる。

自分のライフスタイルを急激に変えることは難しくとも、KINSのようなサービスを利用し、まずは菌の底力を体感してみてはいかがだろうか。

photo:Yuki Morita
※KINSはGMP準拠の工場で製造されております

KINS

公式サイト:https://yourkins.com/
価格:¥5,980(税抜き) / 1ヶ月