昔ながらの街に馴染む、モダンなステーショナリーカフェ。
仕事終わりに何気なく、カフェを探してグーグルマップを見ていると、カフェを併設した「パピエ ティグル」という、何やら気になるお店があったので寄ってから帰ることにした。
ここはパリのパピエ ティグルというブランドショップに併設されたカフェ。お店の方に伺うと、フランス人のブランド創設者が大の日本好きで、パリの本店以外にはここにしか店舗を持っていないそうだ。創設者がここ日本橋浜町を訪れ、街の魅力に触れて出店を決めたとのこと。内装も本店と雰囲気は異なるが、何度も足を運んで店舗の設計に携わったゆえのことだという。
パリ発のブランドであるにもかかわらず、不思議と街並みから浮かない風情を持っているのも、日本を愛するオーナーの想いが詰まっているからに違いない。
気がついたら使い切っていた。”夢中” をくれるノートブック。
手に取ってページをパラパラとめくってみると、途中でフォーマットが変わっていく。
私のように、1冊のノートを使い切る前に、別の新しいノートに目移りし、結局使い切らないまま終わってしまうことが多い飽き性な人でも、これなら楽しく1冊を使い切ることができそうだ。
クリエイティブなプロダクトを楽しむ
同じ柄の追加生産はせず、シーズンが終われば2度と同じものを買うことはできない。出会いの限定性も、ワクワク感を高めてくれる要因のひとつだ。
シンプルな服の中に、遊び心を持って小物で色や柄を差すパリのスタイルには、パピエ ティグルの鮮やかなグラフィックのノートブックがよく映えるだろう。オフィスからさくっとランチやカフェに行くとき、つい片手に持って行きたくなる。ステーショナリーとしてだけではなく、ファッションの一部としても活躍してくれそうだ。
グラフィカルに、自分だけの組み合わせを楽しむ。
お気に入りのノートを見つけたら、グラフィックに合わせてメッシュのポーチを選んだり、自分の持ち物を入れるのを想像してみたりするのも楽しい。大切な人や、お世話になった人のイメージに合わせて選んでも発見がありそうだ。
まずはノートブックから、プレゼントしたい人のイメージに合うグラフィックを選んで、ペンやポーチなど、予算に合わせてプラスの小物を選ぶこともできる。
もちろん、大切な人と一緒に選ぶのも魅力的な時間だ。いいお店があるから一緒に行こうと、つい誘いたくなってしまう。私が次にくるときはきっと、気のあう友人と、お互いのイメージで組み合わせを考えたりしているに違いない。
トラベルブランドとのコラボによる、化学反応。
とあるパリの展示会で出会った2つのブランドは、どちらも日々を彩る工夫にあふれていて、何気ない日々を特別にしてくれる力を持っている。
パピエ ティグルでの出会いは、ただ単に“ステーショナリーとの出会い”ではない。例えば、そのノートブックを使っている、明日の自分との出会い。組み合わせを楽しむという行為との出会い。ステーショナリーを起点に広がっていく無限の可能性を、ぜひ感じにきてほしい。
PAPIER TIGRE
東京都中央区日本橋浜町3-10-4
電話番号:03-6875-0431
営業時間:平日 11:30-18:30 L.O.17:30 休日 12:00-18:00 L.O.17:00
月曜定休(祝日営業)
https://papiertigre.jp/