Vol.615

MONO

07 JAN 2025

スマホはファッションの一部だ。 「A SCENE」で楽しむ次世代ガジェットライフ

日本に携帯電話が誕生して早40年。形や機能はどんどん進化し、今や「持ち歩いていない時間の方が短い」と言えるほど無くてはならない存在となった。スマホは毎日を共に過ごすアイテムだからこそ、スマホ専用のアクセサリーやビジュアルにもこだわりたい。そう考える方にぜひチェックいただきたいのが、大胆かつ洗練されたデザインで話題を呼ぶガジェットアクセサリーブランド「A SCENE(エーシーン)」 だ。今回は、携帯電話のガジェットアクセサリーの歴史を振り返りつつ、「A SCENE(エーシーン)」 のアイテムをファッションに取り入れる楽しさをご紹介したい。

時代を彩るガジェットアクセサリーの変遷

「A SCENE」の看板商品であるB&C PVCケース
そもそも、携帯電話を「アクセサリーで彩る」という"オシャレ"が始まったのはいつ頃なのだろうか?

その歴史は、現在のように携帯電話が普及していなかった80年代後半〜90年代前半にまで遡る。当時主流だったコミュニケーションツールといえば、ポケベルだ。ポケベルは手のひらに収まるほどの小ささだが、ポケベルの表面や裏面にキャラクターシールなどを貼って個性を出す女子高生が大勢いた。

そして、携帯電話を装飾する文化が一気に広がったのは、PHSが登場して比較的安価で携帯電話を所有できるようになった90年代後半のこと。当時の携帯電話は通話時はアンテナを伸ばして使用することが一般的だったのだが、そのアンテナを光らせるアクセサリーが登場し、一躍話題になった。

人気キャラクターのマスコットを装着する人もいれば、友達、家族、恋人など、電話がかかってくる相手によって色を替えられる商品を選ぶ人も。今のように機種の種類やカラーが豊富ではなかったこともあり、ガジェットで個性をアピールするのが主流。当時、学生時代だった30代後半以降の読者であれば、携帯アンテナやストラップで個性を演出された方も多いのではないだろうか。

平成時代、ギャルとともに流行した「デコ電」
そして平成のギャル文化とともに大流行したのが、携帯電話をラインストーンなどで装飾する「デコ電」。ここで「携帯をデコる」という言葉が一般的になった。さらに、大量のストラップやキーホルダーを重ね付けしたり、電池パックの裏にプリクラを貼ったりするデコり方も広く浸透した。

2008年にはついに「iPhone」が日本でも販売されるようになり、2010年代は携帯電話はスマホ主流の時代へ。スマホケースの種類が多様化したほか、スマホと透明なケースの間にお気に入りのステッカーや写真を入れ、独自のデザインを楽しむ人も増えた。

こうして振り返ると、人々はいつの時代も携帯電話の装飾を楽しみ、自分らしさを表現してきたことがわかる。

実用性と遊び心を凝縮したガジェットアクセサリーが揃う「A SCENE」

今回紹介する「A SCENE」は、まさに令和時代のガジェットアクセサリー。スマートフォンのある生活をより良くする為にスタートしたブランドだ。実用性と遊び心を兼ね備えたアイテムの数々で人気を博している。

商品が入っているポーチにもこだわりが光る
“A SCENEの代名詞”と言えるのが、パラコードストラップとB&C PVCケース。まずストラップは、多様な色、柄、素材が絶妙なバランスで組み合わさったデザインが特徴。太めの紐となっているため安心感があり、かつ身につけているだけで目を惹くほど見た目のインパクトも大きい。豊富なカラー展開の中から、ぜひお気に入りを見つけてみよう。

クリアなPVC素材のポケットがついたスマホケースも、人気商品のひとつ。お気に入りのステッカーや小物を入れて、「見せる収納」を楽しむことができる。ポケットは取り外しができるため、その日の気分によってポケットの色を替えることも可能だ。

PVCケースはスナップボタンで付いているため、簡単に取り外し可能
もちろん、ストラップとケースは併用することもできる。好きなアイテムを自由に組み合わせて、自分らしさを演出してみたい。

スマホアクセサリーは、ただの道具ではない

A SCENEの特徴は、アパレルブランドと同様に年2回新作を発表していること。Look Bookを見てみると、あるシーズンは和とモダンの融合、あるシーズンはドット絵ゲームの世界…と、シーズンごとに独自のコンセプトが確立されている。

異素材が組み合わさり、独特の存在感を放つパラコードストラップ
スマホケースをはじめとしたガジェットアクセサリーを「スマホを衝撃から守る道具」ではなく、カバンや帽子のような「コーディネートにアクセントを加えるファッションアイテム」と捉えると、日々の装いの楽しみ方もさらに広がっていくだろう。

ケースとストラップは組み合わせての使用も可能
またA SCENEでは、東京を拠点に活動する現代美術作家・加賀美健氏とコラボレーションするなど、アートを落とし込んだアイテムも展開。もはや単なるガジェットアクセサリーの枠を超え、スマホケースが表現を楽しむ一つの「枠組み」となっている。

ワードローブに華を添える、A SCENEのカラフルなアイテム

A SCENEのアイテムは、やはりカラフルで大胆なデザインが特徴。そのため、身につけると日々のワードローブにアクセントを加えてくれる。特にモノトーンカラーの洋服を選んでしまいがちな日本人にとっては、コーディネートを格上げする有能なアクセサリーとなるのではないだろうか。

ダークトーンの服装にアクセントを加える「A SCENE」のガジェット
たとえば全身がダークカラーで覆われるような冬の季節も、A SCENEのストラップがあれば差し色として活用でき、全体が明るい印象に。その反対に、色物のアイテムと組み合わせるのもおすすめだ。色を重ねることで、コーディネートに立体感が出る。毎日のコーディネートに幅を持たせてくれるのが、A SCENEの魅力だ。

洋服とのカラーバランスを楽しむのもおすすめ
近年はキャッシュレス決済が浸透したこともあり、スマホひとつで気軽に出かけられるようになった。カバンのかわりにA SCENEのアクセサリーがついたスマホを持って、身軽なお出かけを楽しんでみてはいかがだろうか?

デザインや装飾が邪魔にならず、使いやすいのもポイント

スマホアクセサリーで、もっとファッションを楽しもう

ファッションとガジェットアクセサリーの融合を楽しんでみよう
スマホの発達によって人々の生活様式は大きく変わり、ファッション業界にも少なからず影響を与えた。ここ数年で、各ファッションブランドが発表する新作カバンや財布が小型化しているのも、スマホの普及で荷物を持たなくなったことが理由と言えるだろう。

そう考えると「他のファッションアイテムと同じように、スマホアクセサリーにもこだわりを持ちたい」と思うのは自然なこと。毎日着る服や履く靴が変わるように、TPOや状況に応じて選ぶスマホアクセサリーを替えるのも面白いかもしれない。

日々のコーディネートにA SCENEのアイテムを取り入れて、お洒落を楽しんでみてはいかがだろうか。

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