Vol.261

MONO

17 AUG 2021

お部屋の香りをパーソナライズ。「Scentee Machina|センティーマキナ」

「Scentee Machina(センティー マキナ)」は、好みの香りのボトルをデバイスに取り付けて使用し、アプリを使って香りを楽しむ世界初のIoTルームディフューザー。ディフューザーを家に置いてみたけれど、日々の管理が面倒でそのまま放置してインテリアと化したり、忙しくて家を空けることが多く、結局香りを楽しめずにディフューザーが香らなくなってしまった人などは多いのではないだろうか。そんな忙しい人にぴったりのディフューザー「Scentee Machina」を紹介したい。

洗練されたシンプルなデザイン

Scentee Machinaは、交換型の香りボトルを4本差し込めるタイプの「Scentee Machina Quattro(クワトロ)」と、バスルームやベッドルームなどで活躍する小さいタイプの1本差し込み型の「Scentee Machina Uno(ウノ)」の2パターンで、それぞれブラックとホワイトの2色展開。

Scentee Machina Quattro

Scentee Machina Uno
気品をまとった洗練された佇まいが特徴。シンプルで無駄のないデザインは、明るいリビングや寝室、集中したい仕事スペースなどどんなインテリアにも馴染みやすく、場所を限定せずに空間にワンランク上の演出を添えてくれる。セラミック製でセミマットな質感の本体にシャンパンゴールドがアクセントとなった円柱のガラスのボトルを垂直に差し込んで使うのだが、そのまま飾っておきたいほどエレガントな佇まいだ。

片手で軽々とセットできる大きさのボトル
Scentee Machinaは部屋の雰囲気を崩すことなく、空間に自然に溶け込み、使用中はScentee Machina Fragranceが穏やかに点灯する。

香りの噴射とともに点灯する

専用アプリで全てを管理

Scentee Machinaの専用アプリ「Scentee(センティー)(iOS・Android対応)」では、全ての操作が行える。ON/OFFはもちろん、BGMを変えるように香りを選択したり変更できる(Quattroのみ)。香りの強さもvery weak(とても弱い)、weak(弱い)、middle(中間)、strong(強い)、very strong(とても強い)といったように5段階で調整できるため、同じ香りでも日中は香りを強めて、夜は香りを弱めるといった使い方もできる。

香りは広いリビングでも楽しめる
また、この時間にはこの香り、というように自分に合わせた噴射時間や香りをアプリで設定できる。起床時間や就寝前など好きな時間に合わせて噴霧時間を設定できるタイマー機能が備わっており、外出時でもリモートで遠隔操作ができるので、帰宅時間に合わせて香りをセットしたり、出先から操作できる。アプリで直感的に操作でき、本体に触れて操作する必要はない。

まさに自分専用のディフューザーとなってくれる
ナノレベルの軽い超微粒子サイズで噴霧されるので、壁や家具、衣服に香りが付きにくい。風でふわっと飛んでいくため、香りを切り替えても前の香りが気になることがない。休憩時に自分でコーヒーを淹れて香りを楽しみたいと思ったときには、アプリでスワイプして香りをストップすれば、すぐに香ばしい香りが漂いはじめる。また、高い静音性を持つため、仕事の邪魔をすることもなく、就寝時にもストレスなく使用できる。

音が全く気にならないのでおやすみ前の読書タイムにも 
アプリでは香料の残量を表示し、買い替えのタイミングをお知らせしてくれるので、うっかりインテリア化してしまう心配もない。アプリから本体・香りボトルの購入も可能だ。Unoに関しては初回と半年に1本送ってくれるサブスクリプションのサービスもあり、朝と夜に、ちょっとだけScentee Machinaを利用したい方におすすめだ。

調香師と共同開発した18種類の香り

Scentee Machina専用の香りボトルは全部で18種類。古今東西で愛されてきた繊細なお香の匂いを漂わせるAgarwood(アガーウッド)や、日本アルプスの林道を歩く中で感じられるヒノキの香り、CONCENTRATION(コンセントレーション/集中力)をイメージしたシトラス系の香り、深く甘い香りのRedwine(レッドワイン)といった香りのほか、ベッドルームやエントランスなどシーンに合わせた香りなど、調香師と共同開発している。一本の香りボトルはタイマー設定strongで連続50時間(1~2時間使用で30日)、weakで280時間(9時間使用で30日)使うことができる。

左からTHE PUBLIC ORGANIC -DEEP SLEEP、Redwine、Agarwood、CONCENTRATION
その中でも注目したいのが、「THE PUBLIC ORGANIC -DEEP SLEEP-(ザ パブリックオーガニック -ディープスリープ-)」という香り。日本人の5人に1人が抱えているといわれる睡眠の悩みに着目し、睡眠治療と精油研究のエキスパートと共に、心と身体の状態を整える精油ブレンドを独自開発したという「眠り」のための香りである。
甘く透明感のあるマジョラム精油と、爽やかなクスノキ精油のハーバルウッディ調の香りが心をほぐし、深く上質な眠りへと誘う。合成香料は一切使わずに100%精油調合にこだわり、ストレスホルモンを減少させる「酢酸リナリル」を多く含有するラベンダー精油や、睡眠効率をUPさせる効果がある「セドロール」を含む希少な屋久島産スギ精油もブレンドされている。リラックスしたい人や、疲れているのに熟睡できず睡眠時間が短くなりがちな人などにおすすめしたい香りだ。全身の力が抜けたような深いリラックスへと導いてくれる。

香りで自分の状態をコントロール

リラックスできたり脳を活性化させたり、またストレスの緩和や心身のバランス調整、疲労回復、安眠効果にも効果があると言われる香り。香りを感じる嗅覚は人間が備える感覚機能の一つであるが、人間の五感のうち最も原始的、本能的な感覚器とされる。「好きor嫌い」「心地よいor心地よくない」など、嗅覚は五感の中で唯一本能や感情を呼び起こせると言われている。

また、嗅覚からの情報は脳にダイレクトに信号を送るため、他の感覚よりも強く記憶と結びつく。匂いを嗅いだ瞬間すぐに記憶が蘇るのは、こういった嗅覚と記憶の強い結びつきが影響している。

香りをうまく生活に取り入れれば、自分の状態をコントロールしたり、仕事の生産性を高めたり、記憶力を向上させることもできると言える。もちろん、空間を演出する大きな一つの手段でもあるため、好きなインテリアで部屋を囲んだけど何か物足りない、と思っている人にもおすすめしたい。

朝食時に決まった香りを嗅いで、一日の集中力を高めるというような使い方も

忙しくても香りで生活の質を高める

香りとともに部屋が特別な空間に
香りの持つ様々な力と共に、日々の暮らしの快適さを向上させてくれるScentee Machina。朝リビングに行ったとき、仕事で疲れて寝室に行ったとき、ドアを開ければふわっと自分好みの香りを漂わせてくれている。それだけで気持ちがリラックスし、自宅で過ごす時間が楽しくなるだろう。

朝、テレワーク中、眠る時などシーンにあわせて香りや強弱、噴射時間を使い分け、好みの香りで自分の状態をコントロールしながら、機嫌よく毎日を過ごしていきたい。

Scentee Machina

https://scentee-machina.jp/

Scentee Machina Uno 21,780円 (税込)
Scentee Machina Quattro 65,780円 (税込)
Scentee Machina Fragrance 8,778円(税込)~