Vol.203

KOTO

26 JAN 2021

ミニマリストの愛用品を知れば、自分らしい暮らしのヒントが見えてくる

近年ミニマルな暮らしが注目を浴びており、「ミニマリスト」が選りすぐりのモノを紹介するなど、満ち足りた暮らしを発信している。 ミニマルな暮らしとはどんなもので、愛用品はどんなアイテムなのだろうか。ミニマリストのライフスタイルやモノの選び方、愛用品などを知れば、ミニマリストのような自分らしい暮らしに近づけるかもしれない。

ミニマリストが生活に求めるのは「スリムに快適」であること

ミニマリズムは「断捨離」とも「生活感のなさ」とも違う

ミニマリズムは1960年代にアメリカの造形芸術で始まり、日本ではライフスタイルを表す言葉として広まった。「minimal(最小限) + ism(主義)」の造語であり、英語の「minimalism」がそのままカタカナで定着したものだ。
ミニマリズムとは「最小限のモノで生活する余分のない暮らし」であり、そのような生活を「ミニマルライフ」、実践する人を「ミニマリスト」と呼ぶ。

ミニマリストというと断捨離をする人や生活感のない暮らしをする人を思い浮かべるかもしれないが、それだけではミニマリストとはいえない。ミニマリストはモノを捨てることを重要視したり、生活感のない暮らしをしたりする人のことではなく、家族や自分の生活に合った暮らしを追い求めている人なのだ。

ミニマリズム=「最小限のモノで生活する余分のない暮らし」

ミニマルに暮らすことが生活にゆとりをもたらす

ミニマリストが最小限のモノでの生活を求めるのはなぜか。それは、今までとは違うゆとりある生活ができるからではないだろうか。最低限のモノの中で暮らすことには、以下のようなメリットがある。

・掃除や手入れが楽になる
・部屋が片付くことで気持ちがすっきりする
・無駄な出費がなくなり、お金が貯まる

掃除や手入れが楽になると時間を節約できるため、自由時間が増える。その時間を自分の好きなことに使えば、日々の生活が充実して楽しくなる。また、部屋が片付いて気持ちがすっきりすると家が心地よい場所になり、家に帰るのが楽しみになる。

さらに買い物をするときに慎重に選ぶようになれば、無駄遣いが減ってお金が貯まる。お金が貯まれば安心して生活できるだけでなく、本当に大切なことにお金を使うこともできる。
ミニマリズムは精神的にも金銭的にも、生活にゆとりをもたらすものだ。

基準は「愛用品」にできること。ミニマルな生活を叶えるヒント

ミニマリストは、あまりモノを持たない。限られたモノで生活していくためには、アイテムを厳選しなければならない。ここでは、アイテムを選ぶ際のヒントを紹介しよう。

本当に必要か、長く使えるか

ミニマリストは、必要最低限のモノの中で暮らす。持っていても使わないモノや、一時的にしか使わないモノは「本当に必要なもの」とはいえない。一時的に必要なものは、レンタルで済ます方法もある。最近は洋服やバッグ、アクセサリーなどもレンタルできるようになってきた。

長く使うためには定番のデザインから選んだり、テーマカラーを決めたりするとよい。木製や金属製など、統一感ある素材にすることも大切。滅多に買い替えない家具などは、一生使うつもりで選びたい。

本当に必要な長く使えるモノを選ぶ

生活に必要な機能を備えているか

アイテムは限られた用途でしか使えないものより、いくつかの用途で使えるものを選ぶとよい。特定の用途でしか使えないものを選ぶと、モノが増えてしまうからだ。食器であれば、和食でも洋食でも使えるものが適している。洋服もオールシーズン着られるものを選べば、アイテム数を減らせるはずだ。

複数の用途で使えるモノを選びたい

飽きがこないデザインか

ミニマリストは、そう簡単にはモノを買い替えない。ずっと使い続けられるように、飽きがこないデザインを選ぶことも大切だ。柄や模様などデザインに特徴があるものや、派手な色のものは飽きてしまうことがあるため、シンプルなものを選びたい。色を統一し、デザインは何十年も使い続けられるようなものを選ぶのがおすすめだ。

愛用品は毎日使うもの。暮らしを豊かにするミニマリストの持ち物

人が生活するためには、家具・家電・日用品など多くのモノが必要になる。しかし、その人の性別やライフスタイルによって必要性を感じるモノは異なる。例えば、多くの調理器具を使う家庭もあれば、最低限の器具で料理をする家庭もある。ミニマスリトとして生きていくなら、「自分が生活するうえで、どうしても必要なもの」を選ぼう。
ここではシンプルかつ便利で、生活に必要な愛用品候補のアイテムを4つ紹介しよう。

アメリカンプレスで毎日のコーヒーを。見た目も手入れもシンプルにこだわる

AMERICAN PRESS(アメリカンプレス)
優れた抽出力と超微細なスチール製フィルターで、 コーヒー豆本来の美味しさを短時間で抽出できる「アメリカンプレス」。ドリップコーヒーよりも、コーヒーの抽出において均一な蒸らしが誰にでも簡単にでき、時間も要さず、紙フィルターのように毎回交換する必要がない。

フレンチプレスはザラっとした舌触りを感じることがあるが、アメリカンプレスは最後の一滴までしっかりとしたザラつきのないクリーンな味わいを楽しめる。フレンチプレスと違い、コーヒー豆の残りカスが密閉式ポッドに収まるため、抽出後の処理が簡単に済むのもポイントだ。熱湯を入れても外側が熱くならないのに保温性に優れており、見た目もシンプルで美しい。コンパクトで場所をとらないことも、ミニマリストには魅力だ。

家だけでなく、出かけるときにもぜひ使いたい。プレスによって透明のお湯がコーヒー色に変わるのを楽しみながら、アウトドアでも味わい深いコーヒーを楽しもう。
arktrading
「AMERICAN PRESS(アメリカンプレス)」
¥13,200
https://www.arktrading.jp/americanpress

耐熱保存容器があれば、調理も冷蔵庫の中もスマートに

iwaki「パック&レンジ グリーン」
「パック&レンジ」は、ガラス製のシンプルな耐熱保存容器。レンジとオーブンに対応しており、積み重ねて冷蔵庫に収納できる。一つで二役も三役もこなすアイテムだ。

ガラス製なので冷蔵庫の扉を開けるだけで保存している食材を確認でき、そのまま加熱できるのでとても便利。おしゃれかつ上品なので、そのまま食卓に出せるのがうれしい。洗い物が増えないのもポイントだ。

食器洗浄機にも対応しており、ガラス製なのでプラスチックよりもすっきり洗い上がる。

200ml~1.2Lのサイズがあり、小さいものは漬物や食べ切れなかった食材の保存、大きいものはオーブン料理などに最適。時間があるときに作り置きした副菜を小分けにして収納すれば、日々の食卓を彩り、豊かな暮らしをかなえてくれるだろう。
iwaki
「パック&レンジ グリーン」
200ml ¥880
450ml ¥1,100
500ml ¥1,320
https://igc.co.jp/shop/pages/packandrange.aspx/

持ち物は掛けるだけ。アートなハンガーラックなら部屋を圧迫しない

かなでもの 「ミニマル アート ハンガーラック」
「ミニマル アート ハンガーラック」は、シンプルでありながらも洗練された雰囲気を醸し出している。なるべくモノを持ちたくないミニマリストにとって、部屋を圧迫しない家具は重要。

ミニマル アート ハンガーラックは、スマートに部屋に置ける、細めのスチール製。重量が3.2kgと軽いため移動もしやすい。焼付け塗装によって表面が硬くなっているなど、壊れにくい造りになっているのも特徴だ。

シンプルなラックは飽きにくく、部屋がセレクトショップのようになるのもうれしい。
かなでもの
「ミニマル アート ハンガーラック」
¥15,950
https://kanademono.design/products/rac-101

すぐ手の届く場所に必需品を収納。デザインデスクで叶うミニマルな作業空間

メトロクス(FLYMEe / フライミー) 「F031デスク」
「F031デスク」は、天板付近に引き出しがあるシンプルなデスク。引き出しが多いとあれもこれも収納したくなり、モノがどんどん増えてしまうが、このデスクは引き出しが少ないため、必要なモノだけをしまっておける。引き出し下の空間が広いため、掃除もしやすい。

直線を基調としたシンプルで機能性を追求したデザインなので、飽きずにずっと使える。天板、引き出し、脚部の素材がそれぞれ異なり、ディテールへのこだわりも強い。一生もののデスクといえる代物だ。

天板と脚はホワイトとブラックがあり、引き出し部分はオークとチークから選べる。自分だけのデスクとしてカスタマイズできるのも魅力だ。落ち着いた色合いはインテリアとも調和しやすいため、理想の作業空間を実現できるだろう。
メトロクス(FLYMEe / フライミー)
「F031デスク」
オーク×ホワイト ¥176,000
オーク×ブラック ¥176,000
チーク×ホワイト ¥181,500
チーク×ブラック ¥181,500
https://flymee.jp/product/5524/

慎重に選び、長く使う。ミニマルな生活とは「心地よい暮らし」

ミニマリストは、単にモノを捨てて節約しているわけではない。慎重にモノを選びながら不要なものを手放すことで、自分が大切だと思うモノや好きなことに囲まれて暮らしているのだ。

不要なモノを減らしながらも本当に必要なモノをそろえていき、長く大切に愛用品として使っていく。そんな過不足のない生活をすることで、自然と「自分らしい暮らし」に近づいていくのだろう。