Vol.322

18 MAR 2022

〔ZOOM in 芝浦〕働く・学ぶ・暮らすがもっと楽しくなる!コクヨのTHE CAMPUSで過ごす1日

リモートワークが当たり前になった今日この頃。あたたかな春の兆しを感じて、「気分転換に、いつもとは違う場所で仕事をしよう」と足を運んだのは、心地よいライフワークのヒントを見つけられる「THE CAMPUS」。文具やオフィス家具で有名なコクヨのオフィスでありながら、「みんなのワーク&ライフ開放区」として一般にも解放されている。新生活をアップデートするため、この場所でパーク、ワークスペース、カフェ、ショップなどを実際に体験。そこで見つけた、ときめく暮らし方・働き方を紹介していく。

オフィスビルから街に開かれた場へ。THE CAMPUSとは

THE CAMPUS外観
品川駅を降りて港南口から徒歩3分。オフィスビルが並ぶこのエリアに、開放感あふれる場THE CAMPUSが2021年にオープンした。

THE CAMPUSを運営するのは、創業から110年以上の歴史を持つコクヨだ。本社は大阪にあるが、東京では以前から品川にオフィスビルを構えていた。2015年、現在の代表取締役社長・黒田英邦の就任を機に、グループ組織を再編。これまで別々の事業会社だったファニチャーとステーショナリーの事業をひとつにまとめ、事業部間の繋がりを作るためにワンフロアで多くの人が働くことのできる品川シーズンテラスにも拠点をもつことになった。

そこでコクヨは、元々ある品川オフィスをどう活用するかを検討。その際に「2020年〜2030年の働き方は、暮らしと働くことが、もっと一緒になっていくのではないか」と未来を想像したそうだ。

実際に、2020年以降はコロナ禍を機に私たちの暮らしと仕事の距離感は急速に近づいた。この2年、働き方と暮らし方双方のバランスをとることで、生活の質をより良くしていくことができると実感した人も少なくないだろう。

コクヨは、築40年のオフィスビルを改装する際、コクヨ社員だけでなく、近隣のオフィスワーカー、近所に住む人たちなど、さまざまな人が利用できるシームレスな空間をつくろうと構想した。多様な価値観が混ざり合い、新しい化学反応を生み出し続ける働く・学ぶ・暮らすの実験場。街に開かれた、「みんなのワーク&ライフ開放区」としてTHE CAMPUSは誕生した。

THE CAMPUS オフィスエントランス

ライブオフィス
THE CAMPUSの3階より上には、コクヨ社員が働くオフィスもあり、4~8階は「ライブオフィス」というユニークな形態をとっている。こちらは別途申し込みをすることで、コクヨ社員が実際に働くオフィスを見学することができる。また、フロアごとにテーマが設定され、全く別のオフィス空間が広がる。新しいオフィスでの働き方を模索する方は、ぜひ見てみるといいだろう。※法人限定

そんなコクヨが提案する、新しい暮らし方・働き方に自由に触れられる場所が、1階と2階にあるオープンスペースだ。早速その内容を見てみよう。

オープンスペースには何がある?

北館と南館の間にある、奥行きのあるPARKスペース。卓球台が設置され、COMMUNICATOR'S DESKでラケットとボールを借りて遊ぶこともできる
既存のビルを活かしながら、より解放的でユニークな空間となっているTHE CAMPUS。現在一般に解放されているスペースは、主にTERRACE、PARK、PARKSIDE(COFFEE STAND、SHOP)、OPEN LAB.など。そのほかのスペースも、イベントの際などにしばしば解放されている。

南館の1FにあるPARK SIDEエリア
広々としたPARKSIDE内には、ワークスペースやコーヒースタンド「.OTTEN」、コクヨのアイテムやTHE CAMPUS限定グッズが購入できるSHOPなどがシームレスに設置されている。

中央に設置されている階段で2Fへ。途中、フランス人アーティスト ダミアン・プーラン氏とコクヨの若手社員がオンラインワークショップでつくりあげた、大テーブルの全貌を見ることができる

2F OPEN LAB.
OPEN LAB.スペースは、新しい技術の社会実装を目指し、コクヨと他企業が共同で検証・発展のためのラボ。配信・収録が可能なスタジオや、プロトタイプなどを展示するギャラリースペースが併設され、そのプロセスも発信している。近年ますます盛んになっているオープンイノベーション。その発展の可能性に触れ、ワクワクするはずだ。

THE CAMPUS内には全部で21点ものアート作品が置かれている。2F OPEN LAB.内にはyang02「SEMI-SENSELESS DRAWING MODULES」が設置されている

studio BOWL「C A MP U S」(2021)のA部分
北館1階にあるTERRACEにもパブリックファニチャーが。幾何学的なカラフルなオブジェは、よくみると“CAMPUS”と読める。

「働き方の実験場」で過ごしてみる

暮らし方・働き方のヒントを得るため、実際にTHE CAMPUSで過ごしてみることにした。時刻は12時少し前。まずは腹ごなしからはじめよう。

天気がいいので昼食はテラスで食べることに。お昼時にはテラス前にキッチンカーが並び、手軽に昼食を買うことができる

キッチンカーでキーマカレーを購入。800円とお手頃価格なのが嬉しい
テラスに置かれているテーブルに着席し、アートや道ゆく人を眺めながらのんびりとランチタイム。少し離れた席では、遊びに来ていたカップルが休憩していた。

食後のコーヒーを求めて、1F PARK SIDE内に戻る
PARKSIDE内にあるコーヒースタンド「.OTTEN」は、もともと自由が丘、九品仏緑道沿で営業するCAFEトラックの店だ。コクヨの社員がその味に惚れ込み、PARKSIDE内にスタンドが設置されたのだという。気軽に接しやすいフレンドリーな雰囲気でホッとする。こちらでコーヒーを購入した。

仕事場はこちらに決定

アート関連の写真集や絵本が置かれ、自由に読むことができる
PARKSIDE内にはテーブル席もあるが、今回は見晴らしのいい階段席でクッションに腰掛けて仕事をすることに。他にも働く人が見えるので、仕事にも集中して打ち込むことができる。ふとパソコンの画面から目を上げると、開放感のある空間が広がり、思考もすっきりする。さまざまな要素がひとつの広い空間に置かれていることで程よい“ノイズ感”があるのも影響しているのだろうか。いつもより集中して仕事に取り組むことができた。

付箋の豊富なカラーバリエーションをチェック。オリジナルステッカーも手に入れることができた
仕事に疲れたら、SHOPでコクヨのステーショナリーやファニチャーをお試し&チェック。

作業台の下の引き出しには、試せるステーショナリーがずらり。使い心地を試しながら、お気に入りを見つけよう

PARKSIDE内に設置されているタブレット端末を使い、商品にかざせば、画面内の空間にポスターが出現。現実空間はシンプルに、画面内では商品の訴求ポイントを知ることができる
自分らしい働き方をしながら、休憩時間はクリエイティブな視点でプロダクトに触れられる。そんなTHE CAMPUSでの1日は、楽しく有意義な時間だった。固苦しさや単調さを感じさせない空間なので、アイデアを出したい時にぴったりな場所だといえるだろう。

THE CAMPUSで自分らしい暮らし方・学び方・働き方を見つけよう!

2021年に開催された『PASS THE BATON MARKET Vol.5』の様子
THE CAMPUSでは、地域の人との交流イベントも開催している。その中でも最大のイベントが、年に数回開催される、『PASS THE BATON MARKET』だ。セレクトリサイクルショップPASS THE BATONが主催するこのマーケットでは、さまざまな企業のデッドストックや規格外品、倉庫に眠っていた未活用アイテムが集まり、家具などもお手頃価格で手に入れられるという。2022年も4、7、10、12月に開催予定。そして『PASS THE BATON MARKET Vol.7』が、4月16日、17日に行われるという。ぜひ足を運び、レアアイテムを手に入れよう。

PARKの上にある、北館と南館をつなぐブリッジ。南館側はよくみると窓が入り口になっている
THE CAMPUSで過ごしていると、人の目をはばかることなく、好奇心の赴くままに動いている自分に気づく。自然とワクワクを生み出してくれるTHE CAMPUS。コクヨの新しい文具や家具に出会える上に、コクヨという会社そのものの新しい魅力も発見できるだろう。自分らしい働き方と、道具や空間、動線の関係性は、どんなあり方が心地いいのか。そんな総合的な心地いい暮らしのヒントを、この春THE CAMPUSで見つけよう。

THE CAMPUS

住所:東京都港区港南1-8-35
アクセス: JR品川駅港南口より徒歩3分
営業時間: 8:30 - 19:30
※THE CAMPUS SHOP:10:00 - 19:30
※コクヨ東京ショールーム:10:00 - 16:00 (現在は法人のお客様限定)
定休日:土日祝日、年末年始、夏季休業日

https://the-campus.net/