アーロンチェアとは
国内外で数多くの有名クリエイターが愛用しており、日本では『ワンピース』の尾田栄一郎さんや『デスノート』の小畑健さん、『ジョジョの奇妙な冒険』の荒木飛呂彦さん、「ハンター×ハンター」の冨樫義博さんが愛用していることを過去に公表している。
名作椅子は、課題解決から生まれた
ビル・スタンフは1960年代からウィスコンシン大学で教鞭を取りつつ、整形外科および血管系の専門家と共同で、理想的な椅子の座り方についての研究に従事していた。
一方、ドン・チャドウィックはマテリアルと製造プロセスにこだわりを持つデザイナー。ワークチェアの研究開発時に老人ホームを訪問し、長時間寝ている姿勢をとり続けることで発生する「床ずれ」で悩む入居者を目の当たりにする。その光景をヒントに、メッシュ素材を採用することで、長い時間座ると身体を痛める問題を軽減することに試みる。
2名のアイデアや研究結果を製品開発に落とし込んだ結果、1994年に生まれたのがアーロンチェア。アーロン(Aeron)とは、「空気」を意味するラテン語の「Aero」から取られており、空気のように、人に負荷のかからない椅子でありたいという想いが込められている。
※発売から23年が経った2017年には、ドン・チャドウィックが現代の働く人たちのために機能面をアップデートした「アーロンリマスタード」が発売される。オフィスチェアとして更に使いやすく、快適性も一段と増して進化を遂げている。
腰痛や疲労感を軽減させる技術を搭載
8Zペリクル・エラストマーサスペンション
見た目からはわかりにくいが、実は背もたれ部分や座面のメッシュは視覚的に均一な表面でありながらテンションを変えた「8つのゾーン」に分かれている。そうすることで、身体の部位に適した圧力分散を実現し、身体の熱が通過して、快適な皮膚温度を維持するのを助けるとのこと。通気性や理想的な体重分散を実現したメッシュの張り地が、腰にかかる負担を大幅に軽減し、腰痛を起こりにくくするものかもしれない。
ポスチャーフィットSL
この機能の開発背景には、「オフィスチェアには深く座らずに、前方部分にのみ体重をかけたまま、長時間座って仕事をしているワーカーが多い」というリサーチ結果から開発された機能とのこと。椅子にしっかりと奥まで座らせて、腰をサポートする機能は唯一無二だ。
この機能は、腰痛治療の専門家であり、人間工学の観点から椅子を研究しているブロック・ウォーカー博士と共に開発された。ブロック・ウォーカー博士は、飛行機やレーシングカーのコックピットの開発に携わるなど、長時間過酷な状況下に置かれる人のことを考えた椅子を数々開発しており、幅広く活躍されている。
自分にいちばんフィットした姿勢で、仕事への集中を継続させる椅子
前傾チルト調節
リクライニングの硬さ調節
アーム角度・奥行き・高さの調節
アーロンチェアは、デスクワークを続ける人の必需品
今回ご紹介したアーロンチェアは、良い製品ではあるが、正直言って価格が高すぎる。しかし、長時間椅子に座ることで発生する身体の痛みを抑えられるかもしれない点を考えれば、費用に見合った十分な価値はあると言えるだろう。
購入後のサポート体制も非常に充実しており、ハーマンミラーおよびハーマンミラーの正規販売代理店から直接購入した場合は、「12年間の保証期間」が設けられている。劣化・消耗部品の多くが無償修理・交換の対象となっているのだ。これは凄い。
デスクワークをする人に是非オススメしたい椅子である、アーロンチェア。使えば使うほど、この椅子にかけた開発者の想いを感じることができるし、腰痛の苦しみからも開放されるはずだ。
アーロンチェア
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