Vol.332

KOTO

22 APR 2022

観葉植物は吊るすだけでグッとおしゃれに。インテリアに合わせたハンギング方法

「室内をリラックスできる空間にしたい」と、観葉植物を育てている人は多いようだ。生活にグリーンを取り入れる方法として、手のかからない観葉植物は最適だろう。しかし種類が増えてくると意外とスペースを取ったり、間取りによっては日が当たらなかったりといった壁にぶつかることも。そこで提案したいのが「ハンギング」だ。観葉植物を吊るす飾り方のことで、これだけでグッとおしゃれに見えるだけでなく、空間を広く使えるメリットもあるという。今回は観葉植物をおしゃれに吊るす方法を紹介したい。

観葉植物をおしゃれに吊るすためのポイント

つるが長く伸びる観葉植物は吊るすことでより表情豊かに

垂れるようにつるが伸びる観葉植物を選ぶ

観葉植物をおしゃれに吊るすためにはいくつかポイントがある。まず、吊るすのに適した観葉植物を選ぶことが大切だ。吊るすときは下、斜め方向から鑑賞することになるため、つる性の植物やしだれるように伸びる植物を選んでほしい。成長が進むにつれ、鉢を這うようにしてこぼれて伸びる葉が部屋を華やかに彩ってくれるはずだ。枝葉が美しく垂れ下がれば、ほんの少しの風でも揺れてそれがまた愛らしい。ハンギングにおすすめの観葉植物の種類は後ほど詳しくご紹介しよう。

インテリアに合わせて吊るす方法やアイテムを選ぶ

観葉植物を吊るすときには、部屋のテイストに合わせて吊るす方法やアイテムを選ぶ必要がある。小さな鉢であっても1つ吊るすだけで部屋の雰囲気がガラッと変わるため、慎重に検討したい。どのあたりに観葉植物を配置したいかも含めて、鉢を持ち上げてシミュレーションしてみるのがよさそうだ。

観葉植物を吊るすためのプランターを「ハンギングプランター」という。バスケット状のものや紐で編んだものなど、選びきれないほどの種類がある。ぜひ、インテリアと手持ちの観葉植物にマッチするアイテムを見つけてほしい。壁やカーテンの近くに吊るすときは、色や素材がマッチするかどうかもあわせて確認しよう。

植木鉢の重さに注意する

マクラメ編みのプラントハンガーは大きな鉢も包み込んで安定感がある
観葉植物を吊るすときに注意したいのが、植木鉢の重さだ。重すぎると落下の危険性があるためできるだけ軽量化し、吊るす場所の耐久性も必ず確認しておこう。陶器製の鉢は重厚感がありインテリアとして素敵だが、残念ながら吊るすのには向かない。万が一落下しても割れにくいプラスチックやブリキ製を選び、どうしても陶器の鉢を選びたいときは小ぶりなサイズにしよう。

軽量化を図るなら土にも気を配りたい。通常のものよりも高価ではあるものの、軽さを追求した土や鉢底石が販売されているため探してみよう。落下によって天井や壁を傷つけないかどうかが心配であれば、成長に土が必要ない「エアプランツ」がおしゃれでおすすめだ。

観葉植物をおしゃれに吊るすアイディア|賃貸住宅でも大丈夫?

高い位置に観葉植物を配置すると、目線が自然と上へ向いて明るい気持ちに

天井から吊るすことで開放的な雰囲気に

ハンギングでもっともポピュラーなのが、天井から吊るす方法だ。天井にフックを取り付けて、ハンギングプランターに入れた観葉植物を吊り下げれば出来上がり。目線よりも高い位置から眺めることができるので、見慣れた植物でも新たな発見がありそうだ。画鋲ほどの小さい穴で取り付けるピンも販売されているので、できるだけ壁に穴を開けたくない人は試してみてほしい。

壁面に吊るせば観葉植物がより身近に

壁面に吊るすことで観葉植物をより近くで楽しむことができ、グリーンの色彩が視界に入るたびに心安らぐことだろう。壁掛け用のハンギングプランターなら壁に沿うような形状にデザインされているので、動線を邪魔することなく空間に溶け込んでくれる。つる性の観葉植物で壁を彩って、絵画を置いたような華やかさを演出するのもおすすめだ。賃貸住宅であれば、ウォールシェルフや壁掛けフックなどに吊るすと鉢のデザインが映え、壁も傷つけない。

軽いものならカーテンレールにも吊るせる

カーテンレールにS字フックをかけることで、手軽に観葉植物を吊るすことができる。これなら賃貸住宅で壁に穴を開けられない場合でも安心だ。高低差をつけて複数吊るせば、中から見ても外から見てもおしゃれな雰囲気を演出できる。

カーテンレールに吊るす際には2つのことに注意したい。1つはできるだけ鉢を軽くすること。カーテンレールは負荷がかかるとネジがゆるみ、歪んでしまうことがある。もう1つは観葉植物との相性を確認すること。日の光をたっぷり浴びて成長する種類もあれば、強い光が苦手なものもある。
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突っ張り棒に吊るすことでスペースを有効活用

賃貸住宅や新築で小さな穴すら開けたくない場合は、突っ張り棒を取り付けて観葉植物を吊るすのもおすすめだ。スチール素材やナチュラルなカラーのものなど意外に種類豊富なので、インテリアに合わせて選ぶのも楽しいだろう。突っ張り棒の活用によって、部屋のコーナーやトイレなどの省スペースにも飾れるのがメリットだ。もちろん壁を傷つける心配もない。取り付けたあとは、ゆるみが出ていないかどうか定期的に確認するようにしよう。

吊るすのにおすすめの観葉植物5選

ハンギングで飾る観葉植物にはおすすめの種類がある。ここでは厳選して5つご紹介しよう。

アイビー

観葉植物といえばアイビーを想像する人も多いだろう。星形のような葉に白い斑や明るいグレーのマーブル模様が入っているのが特徴だ。アイビーは暑さ、寒さ、湿気に強く、手がかからないうえに成長も早い。高い位置から吊るすことで、這うようにつるを伸ばすさまを存分に楽しめるだろう。

ポトス

ポトスの葉の明るいグリーンはナチュラルなインテリアによく合う
手入れが簡単で初心者にも育てやすい観葉植物、ポトス。つやつやとした光沢のある葉に、不規則に入る黄色の斑が美しい。耐陰性が高いので部屋の好きなスペースに飾って鑑賞できる。成長が早く、つるがどんどん伸びるので吊るすのにぴったりだ。

シュガーバイン

手を広げたような葉の付き方が可愛らしいシュガーバインは、インテリアに映える人気の観葉植物だ。耐寒性、耐陰性があるため室内でもよく育ってくれる。蒸れを嫌うシュガーバインは、風をよく通すハンギングと相性がよい。

エアプランツ

個性豊かなエアプランツ。流木と組み合わせればいっそう生き生きとして見える
空気中の水分を吸収して育つエアプランツは、土が必要なく手入れが簡単なところが魅力。好みの容器に入れたり、ワイヤーに結び付けたりしていくつも吊るせば部屋が一気に明るくなるだろう。エアプランツは初心者にも挑戦しやすい観葉植物だが、手入れがまったくいらないわけではない。季節に合わせて水をやり、風通しがよく日が直接当たらない明るい場所に置くなどの工夫が必要だ。

グリーンネックレス

球状の葉がネックレスのように連なって伸びるグリーンネックレスは、ユニークな見た目が人気の多肉植物。湿気を嫌う性質があるため、吊るして飾るのにもってこいの観葉植物だ。天井や壁から吊るすとつるが下方向へ垂れて、ぷくぷくとした葉が独特の存在感を放つ。日当たりのよい場所を選んで吊るしてあげよう。

おしゃれに吊るすことで観葉植物がより愛おしく

観葉植物を吊るしてグリーンに囲まれた生活を手に入れよう
観葉植物を吊るす飾り方、ハンギング。鉢を置くスペースが限られている場合もインテリアに取り入れられ、手軽におしゃれ感を底上げしてくれる。吊るすことで風通しがよくなり、日が当たるようになるなど観葉植物の成長にとってもメリットが多い。天井や壁に吊るせば、足元に置いているときよりも目に入る機会が増えて、いつもの観葉植物たちがより愛おしく感じられるはずだ。小さい子どもやペットがいて諦めていたという人も、ぜひ吊るすおしゃれで観葉植物の魅力を堪能してほしい。