Vol.49

FUNCTIONAL

10 JUL 2019

〔蔦屋家電に聞く!〕コーヒーの美意識を極めた「カリタブラックシリーズ」

コーヒーが好き。嗜好品の多くがそうであるように、コーヒー好きのその先にある、自分なりの美意識やスタイルを持ちたいと思う人は少なくないのではないでしょうか。
コーヒーを淹れるという所作に加えて、コーヒーを淹れる姿に対する“視覚的な美しさ”への追求もまた、コーヒーのある生活に集中や心の落ち着きといった精神世界をもたらしてくれるように感じます。これは茶器や茶室のあり方が深められていった茶道に通ずるものがあるかもしれません。ではコーヒーの世界観とは?華美なものや装飾は一切ない、マットな質感。色でいうならばブラック。機能に特化した道具らしさはまさに “FUNCTIONAL“ということではないでしょうか。

そこでご紹介するのは、コーヒーを淹れる道具の機能美を極めた「カリタブラックシリーズ」。蔦屋家電オリジナルだということで、商品開発の立役者である二子玉川 蔦屋家電の磯野泰功(いその・やすのり)さんに、商品開発の背景、さらには「カリタブラック シリーズ」を使ったコーヒーのおいしい淹れ方も聞いてきました。

「カリタブラックシリーズ」とは

今回ご紹介する蔦屋家電おすすめ商品は、「カリタブラックシリーズ」です。カリタ(Kalita)は、1959年に設立されたコーヒー機器総合メーカー。自社ブランド製品を中心に、コーヒーを本格的に淹れるためのアイテムが豊富に揃い、多くの喫茶店でカリタ製品が採用されています。

蔦屋家電では電動コーヒーミル「カリタブラック 復刻版ナイスカットG」をはじめ、本格的でありながら家庭でも使いやすいコーヒーアイテムが揃います。それもただのカリタ製品ではなく、蔦屋家電オリジナル。シックな”オールブラック(All Black)”にこだわったコーヒーアイテムなのです。

おすすめするのは、二子玉川 蔦屋家電のコンシェルジュ・磯野泰功(いその・やすのり)さん。今回の商品開発を手がけた立役者でもあります。
「コーヒーアイテムを一式揃えれば、自宅やアウトドアなど、様々なシーンでおいしいコーヒーを楽しむことができますよ」と、磯野さんは言います。
さらにブラックという色にしたことにも理由があったと磯野さんは言います。

「商品開発のため、まずはさまざまなお客様が必要とする商品は何かを知ろうと、コーヒーラバーやこれからコーヒーライフを実践しようと考えている人、コーヒーライフに憧れる人を対象にマーケティング調査をしました。すると、実は大半の人が、ただコーヒーをおいしく淹れるだけでなく『かっこよく淹れたい』と思っていることがわかったんです。そこで老若男女が思い浮かべる『かっこいい』色や質感としてあがったのが『マットな黒』でした」

確かに、誰が見てもかっこよく、誰が使ってもかっこよくきまる「カリタブラックシリーズ」。黒色はシックに感じる上に、マットな質感がライトの反射を防ぎ、空間に優しく馴染んでくれます。

コーヒーを美味しく淹れる秘訣

「ナイスカットG」は、豆の粗さを8段階に調節することができます。細かいほど味は濃くなり、粗いほどあっさりとした味わいになりますので、自分好みのコーヒーの味を見つけることも豆から挽くミルならではの楽しみの一つ。普段コーヒー豆を挽く習慣がないと、億劫な作業かもしれませんが、じっくりと均一に挽かれたコーヒー豆の香り高さは格別。すでに挽かれた豆との差は歴然です。逆に言うならば、このふくよかなコーヒー豆の香りは挽きたての豆でないと楽しむことができないものと言えるでしょう。
コーヒーを淹れるための道具というとコーヒーメーカーにばかりに目が行きがちですが、コーヒー豆を挽くミルこそおいしいコーヒーを淹れるために重要なアイテム。

コンシェルジュの磯野さんは、自宅でおいしいコーヒーを淹れる秘訣について「一番大切なのは、挽き立ての豆で淹れること。豆の粗さは好みと豆の種類次第なので、どのような挽き方で淹れればおいしいかをコーヒーミルを使って実験してみるのもいいでしょう」と語ります。

野菜は「採れたて」、魚は「釣りたて」と同じように、やはりコーヒーの味も「挽きたて」の新鮮さがキーのようです。

復刻版ナイスカットG 31,500円(税別)

・カリタ廃版カラ―の復刻モデル ・本体細部までこだわったオールブラック仕様 ・復刻版ながらカリタ赤チェックのロゴを採用 ・ブラックステンレスの受け缶カリタロゴもブラック仕様

おいしいコーヒーの淹れ方

実は以前はコーヒーを飲む習慣がなかったという磯野さん。コーヒーツールの担当になり、コーヒーメーカーやロースターに話を聞き、おいしいコーヒー豆に触れているうちに自然と飲む習慣がついたそうです。そんな磯野さんに、実際にコーヒーを淹れていただきました。

豆から挽いてコーヒーを淹れるというのは、なんだか技術が必要で難しそうに感じますが、磯野さんは「コーヒーの淹れ方は自由、気楽に難しく考えずに」と話します。そう聞くと少し安心です。
「一杯あたりのコーヒー豆は好みにもよりますが約8~12gが理想です」と磯野さん。焙煎されたコーヒー豆を電動ミル「ナイスカットG」にセットし、豆を挽いていきます。すると、芳醇なコーヒー豆の香りがあたり一帯を包みます。
挽きたての豆だから楽しむことができる芳醇な香りは格別。特に、磯野さんがおすすめするこだわりポイントは、コーヒーを淹れるためのお湯。「コーヒー豆は繊細なものが多く、水道水では味が変わってしまう恐れがあります。ご家庭に浄水器があれば、浄水を使うことをおすすめします。個人的には、天然水を使用するところまでこだわりたいですね」と磯野さん。
注ぐお湯の温度によってコーヒー成分の溶け出す量が変わるので、酸味や苦味など、全体的に味の差が出ます。沸騰したお湯より90度程度に冷まして淹れるのがオススメです。

ヤカンからブラックシリーズの「Kalita Black ドリップポット」へ入れ替えると、90度の適温になります。極細口のドリップポットは湯量を一定に注げるので簡単にドリップすることができます。
ペーパーフィルターをセットした「TSUBAMEドリッパー」に挽いた豆を淹れ、まずは約50ccのお湯を注ぎ、豆を蒸らします。このお湯を注いだ瞬間に、大きく膨らむのが新鮮な豆の特徴です。およそ40秒程度蒸らし、表面が下がってきたらお湯を少しずつ加えていきます。お湯はフィルターにかけないようにしながら、3回程度に分けて足していきましょう。
カリタ式ドリッパーの特徴は3つ底穴です。底面の穴から抽出されたコーヒーが流れ出る構造ですが、この穴が小さいため、ドリッパー内にある程度のあいだ”湯だまり”ができるようになっています。それにより、ゆっくりとした抽出に。「お湯を全て出しきると雑味になる、という話もありますが、お好みで構いません」と磯野さん。

さっそく淹れていただいたコーヒーを試飲してみることに。独特の苦みと酸味がほどよく、後味はすっきり。香りとともに豆本来の味を楽しむことができました。豆の挽き方をミルで調整し、お湯の温度をポットで適温にし、ドリッパーでゆっくりコーヒーを落としていく。こだわり抜いたオリジナルコーヒーグッズの高い機能性があってこそですね。

なるほど、たしかにこんなコーヒーを毎日家で楽しむことができれば、コーヒータイムの充実に一役買ってくれること間違いありません。朝のモーニングコーヒーに、昼はコーヒーブレイク、夜寝る前のカフェオレ、挽いた豆をパッキングしてアウトドアなど、様々なシーンで挽きたての豆を使いたいですね。

挽きたてのコーヒー豆で充実したコーヒータイムを

実際にカリタのコーヒーミルを使ったことでわかったことは、「コーヒー豆は挽きたてが一番」、ということ。「コーヒーを淹れることは簡単です、やったことがない方もぜひ始めてみてください。その奥深さにきっとハマるはずです」と磯野さんは言います。

筆者自身、体験したことで自分に好みに合った豆やフィルター、粗さの調節など、コーヒーの新たな楽しみを知ることができました。

さらに磯野さんからは、「コーヒーを飲む時、ぴったりの音楽を聴くのも至福のひとときに繋がります。蔦屋家電が誇る音楽コンシェルジュが選曲を担当したCD『Coffee with Black -Kalita style-』もおすすめですよ」と、蔦屋家電ならではの視点でよりコーヒーライフを楽しむためのアドバイスが。

日常をより楽しむためのアイテムとしてスタイリッシュでファンクショナルな「カリタ ブラックシリーズ」。これらを取り入れることで、豆を選ぶ、挽く、コーヒーを淹れる、味わうといった一連の時間が特別なものになるはず。おいしいコーヒーを淹れるために、ひとつひとつのステップを丁寧に踏んでいく。そして使う道具の機能にも注目してみる。「カリタ ブラックシリーズ」はコーヒーに向かい合う人の佇まいを引き立ててくれるアイテムだと言えるでしょう。みなさんも、豆から挽くコーヒーライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。

「カリタブラックシリーズ」

キュービックミル 6,480円(税別)

・カリタ初のキュービック型デザインの手挽きミル ・粉受けの固定はマグネットなので脱着がスムーズ  ・カラーはKalita Brackシリーズらしくブラックで同調させつつ、木目柄を生かした風合いの塗装 ・挽き目は調節可能

TSUBAMEメジャーカップ 2,850円(税別)

・全国でも有数なモノづくりの街新潟県燕市製の、職人のこだわりが詰まった逸品 ・持ち手が他に類を見ない曲形、テーブルや台に置いた時に横から見た時に美しく、取りやすいという機能性も兼ね備える

TSUBAMEドリッパーWDS185 7,200円(税別)

・世界中で愛用されている高品質な新潟県燕市製 ・カリタ式に見られる3つの底穴が空いている ・ウェーブフィルター185用

ドリップポットSN500B 9,750円(税別)

・湯量を一定に注げる極細口 ・マットブラック仕様 ・加熱不可

キャンピングマグ 1,876円(税別)

・ドリッパーをそのままのせて抽出可能なサイズ ・取っ手はドリップポットとあわせた三角形状 ・軽くて丈夫な仕様の為、アウトドアにも最適

スプーン&フォーク 1,470円(税別)

・ビンテージ風に仕上げたメタル加工 ・フォークにはドリッパー、スプーンにはケトルのデザイン入り

二子玉川 蔦屋家電

住所:東京都世田谷区玉川1丁目14−1 二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット
電話:03-5491-8550
営業時間:1F 2F 家電売場 9時30分~21時00分(1F音楽、文具フロアのみ~22時30分まで)
1F 2F BOOK売場 9時30分~22時30分
定休日:1月1日
アクセス:東急電鉄 大井町線・田園都市線「二子玉川駅」より徒歩4分
公式サイト:https://store.tsite.jp/futakotamagawa/
オンラインショップ:http://store.shopping.yahoo.co.jp/ftk-tsutayaelectrics/