Vol.80

MONO

15 NOV 2019

極上の音質を楽しむ、骨伝導スピーカー内蔵サングラスBOSE FRAMES ALTO

ヘッドホンやイヤホンのような音響機器は、通常ケーブルを通して音を耳に届けている。いかにクオリティーの高い音を出すかというこだわりもそこにはあるのだが、そのケーブル自体がちょっと邪魔だと感じる人も多い。むしろ無い方が絡まることもなく、様々な動きがスムーズに行えるという利点の方が大きいかもしれない。

音のプロフェッショナルが提案する新しいオーディオデバイス

そこで今回、世界的な音響機器メーカーであるBOSE(ボーズ)のオーディオサングラス「BOSE FRAMES ALTO」をクローズアップ。今までとは一味違う「ウェアラブル=身に付けて使う」デバイスとして進化した逸品に迫ってみた。

シンプルながらも強い存在感を放つデザイン。
従来のワイヤレスヘッドホンやサングラスとしてだけではなく、世界初となる音声による拡張現実のプラットフォームを組み合わせたファンクショナルなサングラスとして開発された「BOSE FRAMES ALTO」。

「BOSE FRAMES ALTOは魔法のようなサングラスである一方で、実用的でもあるのです。電源を入れると、ヘッドホンのように瞬時にスマートフォンに接続し、電話帳やインターネット、そしてあらゆる音声コンテンツへ接続します。この充実の内容は、今年初頭にアメリカで発売されて以来、ウェアラブルデバイスのカテゴリーを席巻してきました。また、交換可能なレンズのバリエーションにより、プレミアムサングラスとして幅広い用途に対応しているのも多くの皆様に喜んでいただけています」と語るのは、プロダクトディレクターであるメフール・トリヴェティ氏。限られたスペースの中にいかにシンプルに、そして機能をもたらすかが多様性を追求する今の時世にぴったりなアイテムなのである。

数々のBOSE史上に挑んだパーソナルオーディオとしての一面

どんなスタイルにも合わせやすいマットな質感。
BOSEといえば、オーディオにあまり興味がない方でも一度は耳にしたことがあるほどのシェアを誇る音響メーカー。世界初のノイズキャンセリングヘッドホンの開発をはじめ、ひとつのスピーカーユニットだけで全音域をカバーする小型スピーカーなど、様々な有用性のあるテクノロジーで音響の分野を牽引してきた。

もちろんこのBOSE FRAMES ALTOにも、長きにわたり培ってきた技術が存分に落とし込まれている。その証拠に、BOSE史上最小、最薄、最軽量の音響システムを搭載。筐体サイズからは想像できない性能で、驚きのリスニング体験を提供してくれるのだ。

実際に装着して街中を歩いてみると、耳を通し会話や様々な音が聞こえているのだが、音楽もしっかりとこめかみ辺りから聴こえている。この不思議な感覚は、まさに音響システムの世界に革命を起こしたと言えるだろう。安全面も考慮されたオープンイヤーという新しいスタイルこそ、これからのスタンダードだと思える感動を与えてくれる。

一度掛けてみると分かるのだが、サングラスという形状の一体どこから音が聴こえてくるのだろう?どのように音を伝えているのだろうと疑問を持つ。その答えは左右のテンプル部にあった。内部に超極小の音響パッケージをつなぎ目なく搭載することで、ユーザーにしか聞こえない驚きのサウンドを実現しているのだ。

また、電源のオン、端末とのペアリング、Siri等のアシスタント機能の起動、通話、一連の音楽再生動作は、右側のテンプル部に搭載された極小サイズのマイクと小さなボタンだけで行えるという、徹底して操作性を追求している。今後も引き続き、新たな経験を提供してくれるソフトウェアアップデートによる進化にも期待したい。

極小のマイクを搭載した右テンプル部。

左側のテンプル部。かけやすさも考えられたテンプル部の設計で、ストレスなく音楽を楽しめる。

この小さなボタンたったひとつで全ての機能の操作を実現。
これだけでもすでに革新の連続なのだが、音声AR(拡張現実)プラットフォーム、BOSE ARにも対応しているというから驚きだ。iOSデバイスから専用アプリを介し、旅行、勉強、エンターテインメント、ゲームなどさまざまな分野のオーディオコンテンツを提供することで、現実世界をも拡張してくれる。耳を塞ぐことなくさまざまな機能を楽しめ、安全面も十分に確保できる本作は、まさに次世代のパーソナルオーディオと呼ぶに相応しいアイテムなのだ。

また、これほどの技術を備えたBOSE FRAMES ALTOならばこんな使い方をしてみてはいかがだろう。仕事に追われる日々のなか、趣味である旅行に行く時間がない時などは、合間をぬって近くの海に足を運ぶ。そしてイメージした旅先で聴きたかった音楽を優しく流しながら想いを馳せる。それだけでも心の安らぎを取りもどし、翌日からの活力へと繋がっていく。また街の喧騒を恋しく思う時には音楽のボリュームを下げ周囲の音に耳を傾ければ、瞬く間に都会の寂しさから解放される。BOSE FRAMES ALTOだからこそ可能な新たな擬似現実の楽しみ方ではなかろうか。

サングラスとしての一面

王道デザインはスタイルを選ばず着用できる。
やはり形状がサングラスである以上、そのクオリティーも紐解く必要がある。まずデザインは、1950年代の登場とともに大流行したウェリントンタイプ。シンプルでクラシカルなデザインはファッションアイテムとして男女問わず人気が高く、多くの愛用者を持つ。また、彫りが浅いと言われる日本人の顔にもよく合うので、サングラスが苦手という方でも安心して使用できる。

紫外線を99%カットする大きなレンズは、強い陽射しのなか長時間外出していても全く目に負担を感じることはなかったので、これならば街中の普段使いからアクティブな場面での使用もおすすめ。また、さまざまな機能を搭載しているにも関わらずたったの45グラムという通常のサングラスとほぼ同等の重量。サングラスを掛けているとよく起こる耳の裏や鼻に痛みを感じることはなかった。

自然体の女性らしさを損なうことなく着用可能。
さらに嬉しいのが、オプションで交換用のレンズが用意されていること。ブルーグラディエントと偏光タイプのミラードシルバーのレンズの2種類をラインアップ。どちらも、金メッキを施したヒンジや充電ピンなどのモダンでミニマルなデザインを引き立ててくれる。このようなちょっとした心遣いは、サングラスを購入する際の大きな理由となるであろう。そしてサングラスが市民権を得た今だからこそ、この高機能なBOSE FRAMES ALTOを選ぶ価値があるのだ。

オプションの交換用レンズ。左:偏光タイプのミラードシルバー ¥3,500、右:非偏光タイプのブルーグラディエント ¥2,500(いずれも税抜)

夢に見ていたアイテムが今ここに

子供の頃に想い描いていたSF物語に登場する未来のアイテムが、今、ものすごいスピードで具現化されている。普段何気なく使っているスマートフォンやAI、そしてこのオーディオサングラスも間違いなくそのひとつと言える。

今までにも似たような物は存在したかもしれないが、それらとは確実に違うのがBOSE FRAMES ALTOの特筆すべき点。そこにはBOSEがやるからこそ意味があり、その底力があるからこそ広がる世界観があるのだ。今後も試行錯誤を繰り返しながら未来を切り拓く技術の開発は進んでいくであろう。

BOSE FRAMES ALTO

価格:¥25,000(+tax)

BOSE オンラインストア:https://www.bose.co.jp/ja_jp/index.html