Vol.783

FOOD

18 AUG 2026

今日の気分で選ぶ味。韓国ベーグルがある毎日

ニューヨークで親しまれてきたベーグル。そのおいしさを受け継ぎながら、豊富なフレーバーや彩り、自由な発想で現代らしくアップデートされているのが韓国ベーグルだ。その日の気分で選ぶ楽しさが加わり、食卓に並べるだけで、いつもの朝やティータイムが少し華やぐ。今回は、韓国ベーグルを販売する「eun bakery」をご紹介。フォトジェニックな見た目だけでなく、一つひとつ異なる味わいや食感が、毎日の食卓に新しい選択肢と楽しさを届けてくれる。

ふんわり食感がおいしい韓国ベーグル

ラインナップの豊富さが魅力
韓国の人気ベーカリー「Bakery ten」がプロデュースする、日本初進出のベーグル専門店「eun bakery」。2024年12月、東京・下高井戸の商店街に、テイクアウト専門店としてオープンした。

下高井戸の実店舗。犬のキャラクターが目印
京王線「下高井戸駅」から歩くこと約7分。商店街を進むと見えてくるのは、白を基調としたすっきりとした店構えだ。看板や店先には、愛くるしい犬のキャラクターが描かれ、訪れる人を迎えてくれる。店内も白や淡いベージュを中心に、木の風合いを取り入れた、明るくナチュラルな空間だ。韓国のカフェを思わせる洗練された雰囲気がありながら、どこか親しみやすく、商店街の風景にも自然となじんでいる。

色も味わい様々なベーグルが並ぶ店内
店頭には常時17種類ほどが並び、開店時にはほぼすべてのラインナップが揃う。「プレーン」「ブルーベリー」「オリーブ」「くるみ」など、生地そのものの風味を楽しめるものから、韓国よもぎを練り込んだ生地にあんこを巻き込んだ「よもぎ」、ココア生地とチョコレートフィリングを組み合わせた「チョコレート」まで、その種類の多さには思わず驚いてしまう。

あんこの詰まった「よもぎ」
製造は店内で行われており、奥から焼きたてが運ばれてくるたびに香ばしい香りが店内に広がり、どれを選ぼうかと迷う時間まで楽しくなる。週末には開店前から列ができることもあり、購入できる個数に制限がかかることもあるらしい。

店内には焼きたてが並ぶ
テイクアウト用の紙袋に貼られたシールにも、犬のキャラクターの姿が。手にした瞬間に気持ちが弾むデザインで、自宅用にはもちろん、家族や友人へのちょっとした手土産にも選びたくなる。ベーグルそのものだけでなく、お店を訪れて持ち帰るまでの体験にも、韓国らしいかわいらしさがちりばめられている。

ゆるくてかわいい犬が描かれたシール

「eun bakery」の韓国ベーグルの特徴

一個でも食べ応えのあるボリューム
韓国のベーグルは、クラシックなベーグルとおやつの中間に位置するような存在として人気を集めている。ベーグルらしい香ばしさや弾力のある食感を受け継ぎながら、ふんわりと軽やかな生地、豊富なフィリング、かわいらしいビジュアルによって、現代の暮らしに似合う食べ物へとアップデートされているのだ。

朝食やランチにはもちろん、甘いものを選べば午後のおやつにも。食事パンという枠にとらわれず、その日の気分や過ごし方に合わせて自由に楽しめるのが特徴だ。

ピクニックにもぴったり
「eun bakery」のベーグルは、ぷっくりと高さのある、コロンとした形。生地の配合や発酵を細かく調整し、もちもちとした軽やかな食べ心地を実現している。

気持ちのよい一日の始まりに。朝ごはんにはプレーンを

プレーンを使ったサンドイッチ
まず味わいたいのは、生地そのもののおいしさがよくわかる「プレーン」。小麦の香ばしい風味と、噛むほどに感じられる食べ応えのある食感を、シンプルに楽しめる一品だ。

そのままでもおいしいが、朝食には軽くリベイクするのもおすすめ。温めることで香ばしい香りがいっそう引き立ち、表面はほどよくかたく、中はふんわりとやわらかに仕上がる。ひと口ごとに、異なる食感のコントラストを味わえるのだ。

飽きのこない素朴な味わいは、毎日の朝食にも取り入れやすい。コーヒーやスープ、サラダなど、いつもの朝ごはんにひとつ加えるだけで、味わいにもボリュームにも大満足の一食に。慌ただしい朝にも、しっかり食べたという充足感を与えてくれる。

サーモンやきゅうりを挟んでサンドイッチ作り
プレーンベーグルは、好みの具材を挟んでサンドイッチにアレンジするのもおすすめ。なかでも試してみたいのが、サーモンとクリームチーズを合わせた、ベーグルサンドの王道ともいえる組み合わせだ。

ベーグルにクリームチーズとサーモンを合わせる食べ方は、ニューヨークの食文化のなかで長く親しまれ、朝食やブランチの定番として広まったもの。噛むほどに味わいが深まる生地に、サーモンのほどよい塩気と、クリームチーズのまろやかなコクと酸味がよく合う。

そのままでも十分おいしいが、スライスした玉ねぎやケッパー、ディルなどを添えるのもおいしそうだ。爽やかな風味や食感が加わり、また違った味わいを楽しめる。ボリュームがありながら重たすぎず、ゆっくり過ごしたい休日の朝食やブランチにもぴったりだ。

手抜きしたい日も大満足「ソウルピザベイグル」

食事を作るのが面倒な日には、これだけでも十分
料理に時間をかけたくない日には、「ソウルピザベイグル」を。ソースやチーズをまとったベーグルは、そのままでも満足感があり、忙しい日のランチや軽い夕食にも取り入れやすい。

温めるとチーズがとろりと溶け、生地にソースの味わいがなじんでいく。ハラペーニョとペパロニの少し辛みのある味付けがアクセントとなり、最後まで飽きずに楽しめる。

サラダやスープを添えれば、それだけで立派な一食に。今日は手を抜きたいけれど、おいしいものは諦めたくない。そんな気分の日に頼りたくなるベーグルだ。

甘いものが欲しい午後に。ケーキベーグルをおやつに

フルーツやクリームの層が食欲をそそる
午後になると、少し甘いものが欲しくなる。そんなときに選びたいのが、食事パンの枠を超え、デザートとして楽しめるケーキベーグルだ。

ベーグル生地にクリームや甘いフィリングが重なり、一つでも十分な満足感がある。ケーキよりも気軽に手に取れる一方で、華やかな見た目が、いつものおやつの時間を少し特別にしてくれる。

コーヒーや紅茶を淹れ、ゆっくり味わえば、自分への小さなご褒美に。家族や友人と過ごす日には、それぞれ気になる味を選んで切り分けるのもいい。ひと口ずつ交換すれば、選ぶ楽しさもおいしさも広がっていく。

今日の気分に合うベーグルを選ぶ

たくさんの種類の中から、今日はどれにしようか選べる贅沢
朝食には、素朴なプレーン。ゆっくり過ごすブランチには、サーモンとクリームチーズのサンドイッチ。忙しい日の食事には食事系のベーグルを選び、甘いものが欲しい午後にはケーキベーグルを。

ベーグルがあるだけで、朝起きるのが楽しみになる
韓国のベーグルは、朝食やブランチ、手軽なランチ、おやつなど、一日のさまざまな場面に寄り添ってくれる。そのまま味わうだけでなく、具材を挟んだり、温めたりしながら、暮らしに合わせて楽しみ方を変えられるのも魅力だ。

食べる時間や、その日の過ごし方を思い浮かべながら、今日の自分に似合う味を選ぶ。見た目のかわいらしさと一つひとつ異なる味わいを持つ「eun bakery」のベーグルが、いつもの食卓に新しい選択肢と、小さな高揚感を運んでくれる。

eun bakery

CATEGORY