食材の栄養素を逃がさずに、ふっくらと美味しく仕上げる蒸し料理。だが体に良い、味も良いと分かっていても、蒸し器やセイロを使うのは調理や後片付けが面倒と億劫になる人も多いだろう。Russell Hobbsのクイックミニスチーマーは、一人暮らしのキッチンにもしっかり収まるサイズ感と使いやすさで、蒸し料理がもっと身近になるプロダクト。使ってみれば調理が手軽になった分、素材を吟味したりソースを手作りにするなど、料理への意識が新たに変わるに違いない。
旨味と栄養をしっかり確保。ふっくらとした滋味を味わう
ひとつのレシピが出来上がるまでには様々な調理工程があるが、その中で味の決め手となるのが食材を加熱する作業。煮る、焼く、炒める、揚げるなどの多種多様な方法があるが、野菜や肉、魚などを直接高温で加熱すると、栄養素や香り、風味は流出してしまうことが多いのをご存知だろうか。一方、水蒸気で食材を包み込んで調理する蒸し料理は、旨味や栄養をしっかりと保存したまま中まで火を通すことができる。
またフライパンで食材を加熱すると、加減が分からず固くなり過ぎることがあるが、蒸し料理であればふっくらと柔らかく、冷めても美味しい状態をキープできる。
だが蒸し料理に数多くのメリットがあると分かっていても、蒸し器やセイロの保管場所を確保したり、使う度にセイロのサイズに合った鍋を用意したり、後片付けのことを考えると今一つ食指が動かない方もいるだろう。
蒸し料理をもっと身近に楽しみたい、そんな人におすすめしたいのがRussell Hobbs のクイックミニスチーマーだ。高さはスチーム皿を2段使っても26㎝というミニサイズで、一人もしくは二人暮らしの住まいに置いてもぴったりな大きさ。
食材を載せて時間を設定すれば、あとはお任せという手軽さで蒸し料理が楽しめる。朝の忙しい時間に、メニューにあと一品欲しいという時に、心強い味方になってくれるプロダクトだ。
英国発の調理家電ブランド、Russell Hobbs
ヨーロッパを筆頭に世界中でそのクオリティとデザイン性で人気を博し、日本でも知名度の高いRussell Hobbs は1952年、ビル&ピーター・ホブスによってイギリスで設立された。電気ケトルやトースターなどをはじめとして、洗練されたデザイン性と機能性に富んだ家庭用電化製品を発表し続けている。
今回ご紹介するクイックミニスチーマーは日本向けに特別に開発されたものだそうで、サイズ感といい使いやすさといい、これから蒸し料理を始めてみたいと思う人にぴったりな製品だ。
シルバーを基調にすっきりとシンプル、飽きの来ないデザインだから、どんなインテリアにもマッチしてくれる。余分なスペースを取りたくないという一人暮らしや二人暮らしのキッチンやダイニングで、食を豊かにしてくれるに違いない。
蒸し料理を手軽に、スムーズに
ではさっそくクイックミニスチーマーを使用してみよう。付属しているエッグトレイを使って、まずはゆで卵から。はじめにタンクに水を入れ、エッグトレイに卵を載せる。スチーマーは2段構造になっているので、4つまでならトレイはひとつ、8つまでならトレイを2段にして使用する。固ゆで卵なら15〜17分ほど、半熟卵の場合は12分ほどで完成だ。
水を入れて卵を載せ、時間を設定すれば放っておいても完成するという手軽さで、ゆで卵を作る作業がぐんと楽になる。出勤前の慌ただしい朝の時間も、ゆとりを持って朝食時間を過ごすことが出来そうだ。
あるいは冷凍食品を蒸すのにも最適。おやつタイムに肉まんやあんまん、ディナーのあと一品欲しい時にシュウマイや餃子など、上手にチルド食品を取り入れてふっくら、しっとり、蒸し料理でしか味わえない美味しさを堪能したい。
クイックミニスチーマーでいつもの食材がもっと美味しく
卵や冷凍食品という身近な食材を試したら、今度は異なる食材にもチャレンジしたい。栄養素や香りを取り逃がさずに、新鮮な野菜の風味を楽しんでみよう。お好みの野菜をカットして、2段のトレイを使ってセッティング。メインを作っている間に用意すれば、温野菜の付け合わせが簡単に完成できる。
またライスペーパーとエビを用意して、水に浸したライスペーパーで下処理をしたエビとネギを包み、クイックミニスチーマーで蒸しあげると簡易版腸粉(チョンファン)のできあがり。夜の晩酌の時に試してみたいレシピになるだろう。
便利さを有効活用。もっと料理が楽しくなる
クイックミニスチーマーは蒸し料理が手軽に出来るため、その分、他のレシピに時間をかけてみても良いだろう。もう一品メニューを増やしてもいいし、あるいは蒸した野菜に付けるディップソースや、蒸した肉や魚料理にひと回しかけるタレを市販ではなく手作りにしてみたい。
例えば好みのサラダ菜だけを用意して豚肉のスライスをトレイにセット。余分な油が落ちてヘルシーなサラダが出来上がり。これに醬油とお酢、レモンやライム、柚子などの柑橘類のフルーツを使い、簡単な自家製ポン酢を合わせてみる。
クイックミニスチーマーは蒸し魚も簡単に調理出来る。クッキングシートに酒に漬けておいた白身魚を入れ、塩・胡椒を振り、オリーブオイルを回し入れたものをセッティング。付け合わせでキノコ類を入れ、トマトをベースにしたオイルソースを合わせれば、ディナーのメインが完成だ。
また、シュウマイや餃子など、これまでは冷凍食品のものを使用していたとしても、蒸す工程が楽になった分、ひと手間かけて自分で作ればその美味しさに驚くはずだ。Russell Hobbs のクイックミニスチーマーは、手軽に蒸し料理を味わうだけでなく、料理に対する意識をステップアップさせてくれるものでもあるのだ。
豊かな食生活のステップアップに
次の休日のブランチには、クイックミニスチーマーを使ってどんなメニューを楽しもうか。予定のない一日ならば、昼からワインを軽く一杯嗜むのも良いだろう。先にホットサラダを作っておいて、アペリティフになるものをもう一品。メインになるものも用意して、美味しさに満ちた蒸し料理で、食を楽しむ休日を過ごしてみたい。
Russell Hobbs|クイックミニスチーマー
CURATION BY
1992年渡英、2011年よりスコットランドで田舎暮らし中。小さな「好き」に囲まれた生活を求めていたら、夏が短く冬が長い、寒い国にたどり着きました。