料理上手への道は、たくさん調理をこなしていくこと。そう分かっていても、目まぐるしく過ぎていく日々の中で、自炊を続けていくのは難しい。コンロの少なさやシンクの小ささ、調理中の手間、そして何より面倒な後片付け…。そんな悩みを持つ方におすすめしたいのが、皿型フライパン「 JIU ジュウ」だ。調理したあと、そのまま食卓に出せるスタイリッシュさで、面倒な手間を解消してくれる。料理の楽しさと美味しさを味わえるフライパンとともに、新たな気持ちで自炊生活を始めてみよう。
自炊を続けてゆくために。新しいかたちのフライパンとともに
親元を離れ、一人もしくは二人暮らしを始めた際に誰もが「こんな暮らしがしてみたい」という夢を描いたことがあるはずだ。例えば自炊。旬の食材を使い、季節に合わせた献立を考え、お気に入りのお皿に盛りつけ、自宅でもレストランで過ごすような優雅なひとときを。
だが実際は仕事から帰宅すると自炊する気力が湧かないこともしばしばで、それはキッチンの狭さや調理工程の多さがやる気を削ぐ理由となっている。コンロがひと口、もしくはふた口しかなくて調理の同時進行ができない、あるいはシンクが小さくて、すぐに洗い物でいっぱいになってしまう。
ふと気付けば当初の目標であった自炊からは遠ざかり、インスタントやテイクアウトの手軽さに頼ることになる。そんな「自炊が続かない」と悩んでいる人の心強い相棒となってくれるのが、皿型フライパン「JIU ジュウ」だ。
器としても使えるフライパンは、キッチンから食卓までを最短距離にしてくれてる。面倒な後片付けがぐっと楽になるだけでなく、料理を作ることの喜びを再び教えてくれるに違いない。
面倒さをなくし、料理が習慣へと変わるフライパン
1951年に大阪の八尾市で創業した藤田金属と、クリエイティブユニットTENTがタッグを組み、フライパン「JIU ジュウ」は生まれた。その開発の背景には、これまでのフライパンに対するある気付きがあったという。
従来のフライパンは、作り手が誰かのために調理することを前提としており、調理する人と食べる人、調理する場所と食べる場所が異なっていることが主だった。そんな「当たり前」を見直し、自分で作り、自分で食べる。それらを効率良くこなし、しかも格好良いものを、という発想がフライパン「ジュウ」の起点になっている。
開発は「着脱できる取っ手のあるフライパン」から始まり、やがて取っ手を着脱しやすくするためには、フライパンのリム(縁)のかたちを工夫するというアイデアに結び付く。リムを広げたフライパンは皿によく似た形状で、これにより彼らのコンセプトである「つくる」と「たべる」がひとつになったかたちが実現した。そこから製品化に至るまでは膨大な試作が繰り返されたという。
特許済みの専用ハンドルは山形県天童市で作られた無垢の木材を使用し、軽くスライドするだけで360度どこからでも着脱が可能だ。フライパンは塗装無しの厚さ1.6mmの厚手の黒皮鋼板を使用しており、じっくりと焼くほどに美味しく仕上がる。
また独自のハードテンバー加工(焼き付け加工)を施しているため、焦げ付きにくくサビにくいので、鉄のフライパンは初めて、という人にも扱いやすいのが嬉しい。本来は油ならしが不要とされているが、フライパンを洗剤で洗った後や、しばらく使用しない場合は軽く油をなじませておこう。
調理したらそのまま食卓へ出すことができるフライパンは、マットなブラックで食材を引き立てる色合い。食器への移し替えが不要なので、せっかくの料理が冷めてしまうということもない。フライパン「JIU ジュウ」は料理をする喜びを教えてくれ、洗い物など自炊に関する億劫さを払拭してくれるに違いない。
ひとつのフライパンで完成。パスタもお米もアツアツのまま
それではフライパン「JIU ジュウ」を使って早速料理をしてみたい。最初に選んだのはパスタ料理。通常であればパスタを茹でる鍋とソース用のフライパン、そして盛り付ける皿が必要となるが、「ジュウ」があればこれひとつで完結できる。
今回ははじめに具材を炒め、ソースを足してその水分でパスタを茹でる、手軽なワンパンレシピを試してみた。旨味が詰まったソースがパスタに浸透し濃厚な味わいとなり、パスタはモチモチとした食感に。できあがったものをそのまま食卓へ運べば、鉄ならではの蓄熱性でいつまでも温かいパスタが楽しめる。
次に挑戦したのは、鶏肉に火を入れるのと同時にお米も一緒に炊けてしまうカオマンガイだ。鶏肉の旨みがじんわりとお米に浸み込み、一緒に炊いた鶏肉はしっとり、柔らか。鉄フライパンだから、お米を蒸らす前に1分ほど強火にかければ、絶品おこげも味わえる。
どちらもフライパンひとつで完成する一品料理で、できたてをテーブルに運べば、一番美味しい状態をキープしたまま食することができる。シンクが鍋や皿でいっぱいになることもなく、これまで面倒に感じていた食後の後片付けも驚くほどシンプルなのに気付くだろう。
煮込みも蒸し料理も「ジュウ」ひとつで。美味しさをそのままテーブルに
「ジュウ」での調理に慣れてきたら、メインのレシピにも挑戦してみたい。例えば煮込みハンバーグ。これまでは肉を形成して焼き、別鍋でソースを作るなど、工程の多さや鍋やフライパンを幾つか使うことに抵抗があった人でも、「ジュウ」があればひとつのフライパンでまかなえる。
最初にハンバーグを「ジュウ」で焼き、同じ鍋に玉ねぎとキノコなど好きな野菜を入れて一緒に炒める。そこへ市販のデミグラスソースを100g、水を50cc、ウスターソースとケチャップを小さじ1入れて、塩・胡椒で味を整え、約10分ほど煮込めばふっくら、ジューシーな煮込みハンバーグが完成だ。
また「ジュウ」は適度な深みのある形状のため、蒸し料理にも向いている。クッキングシートに魚や野菜を入れて包み、隙間に水を入れて蓋をしてしばし待つ。沸騰したら卵を追加し、弱火にして約10分。野菜と魚、卵も同時に調理でき、クッキングシートを使えばフライパンが汚れるのを防ぐことができる。
クッキングシートを使った蒸し料理は、食材を変えれば幾通りものレシピが楽しめる調理法。油を使わない分ヘルシーで、不足しがちな野菜もふんだんに食べられる。調理にかける時間がない人にとっては、救世主のようなレシピなのだ。
頑張り過ぎずに始めたい、楽しい自炊生活
自炊が続かないという事実に、どこか後ろめたさを感じてしまうこともあるだろう。だがそれには忙しさや、後片付けの面倒さといったそれぞれの理由があり、決して調理や食事が嫌いなわけではないはずだ。美味しい料理を自ら作り、それを自分で食してみる。そこには外食では得られない喜びがきっと存在している。
これまで後片付けが億劫に感じていた人も、コンロが少なく同時に調理ができなかった人も、まずは「ジュウ」を手に取って、フライパンひとつでできるシンプルなレシピから始めてみよう。
丁寧に調理したメニューをこだわりの器に盛って、テーブルコーディネートにも気を配る。それは理想的な暮らしに違いないが、初めから高過ぎる目標を設定すると、どうしても途中で息切れしてしまう。頑張り過ぎずにカジュアルに。そんな言葉を胸に、とびきりの美味しさを提供してくれる「ジュウ」とともに、自炊が習慣となる日々を始めてみよう。
皿型フライパン JIU|ジュウ
Mサイズ・ウォルナットハンドル
¥8,800(税込)
https://jiu10.com/
CURATION BY
31年間暮らした英国から日本へ。海と山と川に囲まれた、小さな村での暮らしが始まりました。